笑顔浴

優しい時間

怒りはSOS

2011年04月07日 | Weblog

今、私の一番の気がかりは、東電で働く人々のメンタルヘルスです

社員の中には、家や家族や友人を失っている人もいるそうです。

会社は、建物が壊れ、再建のめどは立たず、株価は下落、損害賠償の問題も加わりました。

地震や津波という大自然に対して、人間の想定内も想定外もないでしょうと 私は想うのです。

 

お気の毒なのは、扱っているものが、社会や人体に強い影響を与えるものだったこと。

同じ被災者でありながら、そこにとどまり、懸命に建屋の復旧や放射能汚染対策に取り組み

停電対策を考え、マスコミへの対応や、政府への説明、国内外の支援団体との協議

専門家の意見も聞いて、世界で始めてという巨大津波による原発トラブルから 逃げていません。

初めてのケースは、現在の知恵と技術、調達可能なモノで解決せざるをえず

それぞれの立場で、その苦悩はいかばかりかと現場の様子を

過去に経験したトラブル発生時の自分の職場と重ねて想像してしまいます。

 

「次はどうする?」のプランを次々と提案しつづけていることに感動します。

どこの職場でもそうだと思いますが、人員は通常業務をこなすための人数でしょう。

しかも地震前まで、人員削減が声高に呼びかけられていました。

突然の大プロジェクトを 限られた人・モノ・時間でスタートさせたのだから

他の電力会社の応援部隊や、関係する多業種の人々も含めて

経営トップも役員も社員も使命感で過重労働になっている様子が目に見えるようです。

 

放射能漏れが報道されるに従い、野菜と水と空気 そして魚類の 風評被害が出始めて、

関係者やワイドショーのコメンテーターが東電の責任追求を始めているようです。

「エダノ、ヤスメ!」がツイッターでつぶやかれるほど、政府も対応に苦慮し、今後の方針を検討中です。 

怒りは「助けて」と表裏一体で、怒りの矛先が助けてほしい相手に向けられるとしたら

東電は、どこに怒りを向ければよいのでしょう。

苦情や抗議を一手に引き受け、対応くださる窓口ができないかしら?

今は一刻を争う原発の早期収束対応だけに専念させてあげたい私です。

 

「国が私の生活の保障をして」という発言を具体的に考えると

国民が国民に生活保障を求めていることだから、義援金のほかに

東日本復興支援税?なるものができれば、納めます。

ボランティア募集があれば、東電や政府・関係職員のメンタルヘルスケアをする

産業カウンセラーのお手伝いに応募します。

大変な中、元気を取り戻して大プロジェクトに向き合ってほしいと願います。

 

日本中で協力の提供を申し出る人々の多いことに感激しながら

私も 震災後に最前線で働くどの人も認め、応援したいです。

がんばれ東電。がんばれ政府。がんばれマスコミ。がんばれ みんな。

私もできることするよって気持ちです。

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