笑顔浴

優しい時間

現実を見る

2013年09月19日 | Weblog

落ち込んでいるときは、悪いことばかりが気になります。

自分を過小評価してしまいがちだし

かたくなに殻に閉じこもって、チャンスを逃しているかもしれません。

 

調子がよくて気分のよいときは、都合の良いことばかり浮かびます。

自分を過大評価してしまいがちだし

注意散漫になって、そのうち痛い目にあうかもしれません。

 

マイナス思考もプラス思考も、

根拠がない 「心配」や、「不安」 

根拠のない「大丈夫」や、「なんとかなる」 

であれば、どちらも「きめつけ」

 

例えば・・・・・

プレゼントを贈ったのに、相手から連絡が来ないとき

すぐにお礼の電話がかかると期待していた私は・・・

 

「事実」として現状を語るとき、事実の少ないことに気づきます。

 プレゼントを贈った(事実) お礼がない(事実)

 

事実を基にした推理は、十人十色です。

①忙しくしてるのかしら(推測)

②怒っているのかしら(推測)

③当然だと思っているのかしら(推測)

 

どの推測にするか決まると、こう感じます。

①からは、まあそのうち返事がくるはず。

②からは、嫌がられてたらどうしよう?

③からは、無視するなんて、ひどい!

 

そして、私の行動も異なります。

①からは、気長に返事を待つ。

②からは、距離を置く。

③からは、責める。

 

判断材料として過去の事実があります。

その人が過去に 実際に述べた言葉、行動した内容

事実を並べて判断すると、推測で判断するよりも現実的です。

 

気になって、夜も眠れないくらいなら、連絡します。

そのあとで、今後の付き合い方を決めます。

継続するか、距離をおくか どちらを選んでもよいのです

 

仕方がないとあきらめて 我慢しつつ継続するのと

これからも交流したいと希望して継続するのでは

二人の関係性に 差が出てきます。

距離を置くことを選んだら、悶々と悩んでいる時間を

新しい出逢いを求める時間に変更です。

 

 

大野裕先生が「こころのスキルアップトレーニング」の中で

「自分の考えが役に立つかどうかは、現実の中で初めて判断できます。

私たちが現実に生きていくのに役に立つ考えを「適合的思考」といい

現実に照らし合わせながら判断をするようにします」と

現実を見る大切さを教えてくださっています。

 

 

 

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