「私と あなたは 違うことを認めます」
と頭ではわかっていても、実際には、感情的に認められないものですね。
私にとっての常識は、あなたにとっての非常識というお話です。
普通は~でしょ!とよくおっしゃる方がいますが、
そう考えると、イライラすることばかりです。
例えば、私がこれだけ挨拶しているのに、どうしてあなたは挨拶しないのか。
挨拶されたら挨拶を返すべきで、あなたも私と同じようにすべきだと考えるから、
しない人に対して腹がたちます。
その人は「挨拶したい人が自由に挨拶してもよい。私は返したいときだけ返す」
という考え方で生きてきたのかもしれません。
他にもたくさんあります・・・・職場でも 教育の場でも 介護の場でも 医療の場でも
私がこれだけ働いているのに、なぜ、あなたは働いてくれないのか
私がこれだけ心配しているのに、なぜ、あなたは心配してくれないのか
私がこれだけ愛しているのに、なぜ、あなたは愛してくれないのか
自分と他人を分けて考えると・・・
私は挨拶したいから挨拶する。
挨拶を返すか返さないかはあなたの自由でいい。
どうしても挨拶を返して欲しいときには、挨拶して欲しいと伝えることができるし
黙っていることもできる。
11月と12月の臨床カウンセリングは、アサーションがテーマです。