笑顔浴

優しい時間

助けてください2

2019年04月28日 | Weblog

4月13日(土) 8:15 薬学部に到着

車の傍で、体重をかける練習をしていると

女子学生から「お手伝いすることはありませんか?」と

声をかけてもらう。

「嬉しい」気持を伝えて、「今は大丈夫です」と返事する。

 

しばらくして、

「おはようございます、先生、何をしてるんですか?!」と

岡村教授が声をかけてくださる。

簡単に説明すると、直ぐに車椅子を探しに走って行かれた。

車椅子に乗せてもらって教室まで、押してもらう。

学生達が扉を開けてくれる。

井上先生が「大丈夫ですか!」と、駆けつけてくださった。

「いえ、大丈夫では、ございません~」と甘える。

出勤簿を事務局からわざわざ持って来てくださる。

「皆様、本当にありがとうございます。」

 

12:10 授業が無事に終わる、やれやれ安堵。

お見送りいただき、一目散に 復路を車で駆ける。

膝は腫れと熱を帯び始め、痛みが増している。

 

 

15:00 マンション駐車場に到着。

気合を入れて、外壁沿いを じりじりと休みながら進む。

驚いた女性が「大丈夫ですか」と

自宅ドア前まで、付き添ってくださる。

「いつでも助けますから、呼んでください」と何度も言っていただく。

その言葉だけで、元気がでました。

 

 

15:30 玄関到着。

「ああ、とくかく疲れた」・・しばらくその場に崩れる。

緊張が抜けて脱力。

気を取り直して・・・これから、病院に行くか?

もう一度駐車場まで、歩きたくない。

診察して帰るなんて、想像するだけで しんど過ぎる。

骨折ではなさそうだ、このまま休みたい。

 

排泄の準備だけは、せねばなるまい。

床の上に両足を投げだした状態から、

両手の力だけで、便器に腰かけられるか?

それができない場合は、おむつ作戦である。

 

疲れて、うとうとして目覚める

そうだ、水分補給を忘れていた。

昨晩から 何も口にしていなかった。

 

蛇口に手が届かないけど、ラッキーなことに

トイレに、防災用の飲料水を 2L×7本 並べてあった。

塩昆布と水を飲む。

今夜はとても眠い。

ベットに上がれないので、カーペットの上で寝る。

何もかもめんどくさい、あした、考えよう。

  

 

 

 

 

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