笑顔浴

優しい時間

癌なのに治療しない

2018年02月11日 | Weblog

 

キャンドルも、砂時計も、時間を可視化できる道具です、

私の持ち時間が 徐々に減るのを眺めます。

後悔の無いように生きたいものです。

今日こそ、紙類を処分してスッキリするぞ!

 

寒さが厳しくて、ずる休みしていたカーブスに行きました。

久しぶりで疲れて、入口付近で ぼーっと休んでいると

存じあげない人から声をかけてもらったり、

視線が合うので、そのたびに「お疲れ様でした」ニーと微笑みます。

わざわざ手を振ってくださったり 嬉しいです。

 

ワーク開始時刻が一緒で、よくお見かけする白髪のお姉さまが

隣に座って、唐突に「私は末期がんなのに、治療方法がないのよ」と

靴を履きながら、話しかけてこられました。

「ここに来たら、体調は良いですか」

「体調? 痛くもないし普通だけど、治療方法がないなら 

 知らなきゃよかった。家に居ると滅入るわー」

「ずっと、癌のこと考えておられるのですか」

「悔しいのよ、治療してもらえないことが。

 まあ、そのうち、お迎えが来るでしょうよ、じゃあ、またね」

と、朗らかな笑顔でドアを開けました。

「じゃあ、また来週」と返事をしたので

来週は 必ず行かなくては。

 

 

 

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