笑顔浴

優しい時間

農耕脳と狩猟脳

2017年05月24日 | Weblog

 

■5月19日(金)18:15-20:55「若者の発達障害のケースから」

 臨床カウンセリング研修会にて 長谷川美和子先生 4つの相談事例 

■5月21日(日)午後9時~NHKスペシャル 

 発達障害 解明される未知の世界 

■5月22日(月)(CATV録画放送)

 「発達障害ってどんな人?共に生き支えあうために知っておきたいこと」

 松山日赤小児科 鈴木由香先生

 

先週末から偶然にも発達障害について学ぶ機会に恵まれた。

<理解者の存在が不可欠である>と、

どなたの講演でも共通している。

理解しようと努力しているが、複雑に重複しており

現場で個々の違いを、簡単には理解できない。

わからないままでも、たくさんの人の話をきき

引き出しをふやすことしかない。

 

中井昭夫 福井大学こどものこころの発達研究センター

のコラム「発達障害の診察室で考えていること」に

面白い説が紹介されている。

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「ADHDの研究者で自らも当事者である

 トム・ハートマンの「ハンター・ファーマー説」

ADHDはハンター(狩猟民族)である、現代のような

ファーマー〈農耕民族)が多数派を占める社会では生き辛い。」

ADHDの多動・衝動性は、視点をかえれば

活動的で創造的、自発的で実行力がある。

不注意に関しても、好きな事には過集中と呼ばれるほどの

ずば抜けた精神力を発揮する。

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ここからは私の空想だけど

ファーマーは、農作業の計画性や

労働時の協調性があると大いに助かる。

収穫が豊かなら、飢え死にしないで済む。

ゆえに、コミュニケーション能力や相手を思いやる想像力を発揮して

嫌われないように、集落の中で生きる能力を脳が育むのかな。

 

ハンターは、原野で いつ獲物と遭遇するかわからないし

敵からの攻撃や、動き回るので怪我の危険にさらされている。

常に音や光に敏感になったり、衝動的に動いたり

こだわりを持って極めないと、餓死する可能性もあるんだから、

脳が緊張させてるのは、想像が易い。

キレやすく、疲れているのもわかる気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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