笑顔浴

優しい時間

小学生女子は、真剣に喧嘩する

2024年02月14日 | Weblog

ピーマンの中に、チビピーマン!

 

スーパーの駐車場で、幼なじみに 遭遇。

自家用車から車椅子へ移乗中の彼女を、私が発見。

○○ちゃーん!!

隣の区画に駐車して、窓から手を ぶんぶん振りました。

怪訝な顔で しばらく目を凝らしてから・・・

あー、なんで―!!と、車椅子を走らせて来ました。

 

「ここで会えるなんてね、わー!びっくりした!」

「入院に備えて、1000円カットに来たんよ」

「手術するの?」

「股関節の人工関節。ビミョウやわ~」

「痛む?」

「うん、かなり」

「痛いのは、辛いもんなあ・・・」

 

姦しい会話の後に「また今度、お茶しようよ」と誘われて、

彼女のへアカットの後に、本日のデートを提案。

次は、いつになるか わからないもん。

 

海を眺めながら、車の中で長いお喋りになりました。

昨夏、彼はクモ膜下出血で倒れて、そのまま 未亡人になったこと。

共通の仲間が、脳梗塞になって、言語障害が残った事

お世話になった先生や知人の 訃報が続き 絶句とため息と。。。

私達 いつの間に、こんな年齢になったんだろうね。

 

彼女が小学2年生、私が小学3年生の春から

私達は 養護学校の寄宿舎で 布団を並べた。

食事も掃除も、勉強も遊びも、おやつも お風呂も 一緒。

60年近く昔の情景が 鮮やかに浮かぶのは、とっても不思議。

 

6年生になると、10人部屋のリーダーになるの。

10人は、1年生から6年生で構成され、上級生が下級生の世話をするわけ。

ある日、隣のお部屋と とんでもなく もめた。

ヤクザの組の抗争みたいに、下級生のこぜりあいが、止まらない。

小学生女子は、真剣に喧嘩するのよ。

その時、解決の糸口を作ってくれたのは、隣のお部屋にいた5年生の彼女だった。

 

「あの時、味方してくれて、助かったよ~! ありがとう~!」

「うちは(私のニックネーム)のほうが、好きやったけん」

「それもさらに、嬉しいぞ~」

御礼を 直接伝えることができて、なんか、スッキリした。

 

彼女が薦めてくれた、ヘルプマンという漫画を 読んでみよう。

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