笑顔浴

優しい時間

生きてていいですか?

2020年08月21日 | Weblog

チリ産 アボカド

 

私にOKを感じるのは 

「条件付き」&「無条件」の2パターンあって 

共に必要です。

 

何かが上手にできたり、達成したとき

自分にOKを出すのが「条件付き」

それなりに頑張るし、成長の原動力になります。

 

優秀でも 善良でもなく、あるがままの

自分にOKを出すのが「無条件」

私は価値のある人間だと思えると

他の人のことも 信頼できます。

困難な状況に 耐えられます。

 

何年も前に、若い女性社員さんから

「こんな私が、生きてて いいですか?」

と、唐突に訊かれたことがあります。

周囲に迷惑をかけ、家族のお荷物で、職場のゴミで、役立たず

存在することが罪で、邪魔で、毒で 悪で 空気を吸うのも申し訳ない・・

激しい侮辱が止まるまで、長い長い時間を要しました。

どれほど 自分を貶める表現を 考え続けていたのでしょう。

 

はい、生きてていいです。

できることなら、明日も生活して

来週も 電話をかけてきて ほしいです。

あなたが今夜 電話してくれたおかげで 

私は 相談員できています。

ありがとうございま~す!

 

あなたが、コンビニで 鮭おにぎりを買えば

製造スタッフやお店の人が 喜びます。

農家の人も、漁師さんも 嬉しいです。

宅配業者の人が、達成感を感じます。

明日、鮭おにぎりを 買ってあげてください。

 

明日、電車に乗ってあげてください。

明日、映画を観てあげてください。

明日、美容室を利用してあげてください。

明後日は、宝くじを買ってあげてください。

どこかで 誰かが あなたに感謝します。

 

「確かに。私も、少しは 役に立てそうですね」

「相談員さんに 私が必要だなんて、聞いたことなくて。

 驚いたけど ちょっとだけ ほっとしています」

 と 教えてくれました。


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