待ち合わせをして、松山寿司を食べに行きました。
私が松山寿司を研究しているのを知って
お気に入りのお店に「いかが?」と誘ってくださいました。
彼女のお母さんが「お寿司が食べたい」とおっしゃると
家から近いし、美味しいし、よく一緒に食べに来られた店だそうです。
「へえ~そうなんだあ」と、お話を聞いた後
「さあ、では食べましょう! いただきまーす」と食べ始め、
お椀のふたを開けたとき、どこからともなく 蜂が 突然現れて
他にもお客さんがいるのに 彼女の周囲を、ウロウロ飛んでは、
なんと、彼女の松山寿司を一口!?
(食べたかどうかわかりません)
その後、厨房の方向へ去って行きました
私は、ただ ポカンと姿を追っているばかりで。
「大きい蜂・・・先日亡くなったお母さんが、お寿司を食べにいらっしゃったのかも?」
50年も一緒に暮らし、彼女のことを自慢していたお母さんが、
私たちが偲んでいるのを聞きつけて、
自由に姿を変え、ちょいと遊びにこられたに違いありません。
とにかく、絶妙なタイミングでした。