笑顔浴

優しい時間

喪中ハガキが今年は多いです

2015年12月13日 | Weblog

 ( 津軽スチューベン 小粒ですが濃厚な甘さでした )

 

自分の人生を芝居の作品のように考えると、

私が関わる登場人物は魅力的な人ばかりだ。

自慢するとしたら、そのことを私は迷わず選ぶ。

そして、恥ずかしくない私でいようと決心する。

出逢う日は気持ちがウキウキして楽しい。

だから 別れる日がくると 悲しい。

 

昨日まで想定していた人生の台本が違った時、私は混乱する。

今夏、40年つきあってきた友人を肝硬変で見送った。

去年まではクリスマス会のお誘いが12月のはじめに必ず入り、

私はプレゼントを選びに街にでた。40回だ。

 

<女友人が ひとり 病気で亡くなった>のではない。

私が失ったものは、

愛情を与え合う存在 私の甘えられる存在 

困った時に力になってくれる存在

私が心配したり気に掛ける存在、

私は私でいいよと認めてくれる存在

何歳までも続くと思っていた彼女のいる将来

 

お嬢さんの書いた喪中ハガキが母に届く

とうとう、最後の親しい友人を失ったと言う。

去年、お見舞いに行けばよかったと悔やまれる。

「これでもう、誰も友達がおらんなった」と、寂しげな母に

かける言葉がみつからない。

 

 

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