笑顔浴

優しい時間

支柱の重さ

2016年03月14日 | Weblog

 

(帽子をありがとうございました。頭部を保護して転倒しましょう)

 

20160312土曜日13:00-16:30

今年度最後の産業カウンセラー実践講座でした。

抽象的な「用語」は つい、わかったつもりに陥りますが

具体的な逐語検討を通して、指導いただけるのは本当に有り難いことです。

同じケースは一つもないので、毎回 新鮮な驚きがあります。

(この日私が学んだこと)

カウンセラーは、朝顔を支える支柱のように、まっすぐ立ち続ける強さが必要。

相談者は、相談員を信頼すると、

これまで否定されたゆえに、誰にも話せなかった

苦しい事、悲しい事、汚い事、怖ろしいことを

次々と吐き出しながら、問題解決してゆく。

カウンセラーが、その話の内容に耐えられず 話を中断したくなると

そこで、傾聴はできなくなる。

それは、朝顔の重さで倒れてしまう支柱に似ている。

生きる哲学を持っていないと、自分のことさえおぼつかない。

大勢のクライエントを 担当してきた先生の 強さを想像する。

 

3月13日日曜日9:30-16:30

交流分析インストラクター資格更新研修でした。

「現代の交流分析応用2」を教科書に、

自分を知るワークで過ごしました。

私は、私にとってOKである。 あなたは、私にとってOKである。

改めて、「OK」の意味を想う。

わかり易い言葉にすると、長所も短所も含めたそのままを、

こころ穏やかに 受け入れることができている瞬間・・・。

そう簡単に 自・他を受け入れられるものではないと、誰もが知っている。

相手を認めて 自分の不十分さを後悔し、

己に非が無いと判断すれば、他者を攻撃したくなる。、

両方に NO! をつきつきている場合もある。

どんなに困難であって、たとえ到達しがたい目標でも

誰もがそこを目指したくなるのは、

爽やかで 気持ちが良くて、実に幸福だった瞬間を忘れられず

諦めきれないからだと思う。

カウンセラーとしてクライエントと向き合う時間は

人は、誰でも(私にとって)OKであるという

交流分析の哲学に沿った 思考 感情 行動を選択する私でいたい。

そうでなければ、仕事とは言えない気がする。

 

 

 


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