笑顔浴

優しい時間

服装 -1-

2016年03月02日 | Weblog

(お葉書ありがとう)

 

明日は、3月3日 桃の節句となりました。

2月の下旬から 梅も、菜の花も 花盛りですね。

昨日は、とても寒かったです。

 

服装は良くも悪くも、初対面の人に 「私」を伝えます。

心理カウンセラーの服装は、ニュートラルを目指せと学びました。

 

例えば、女性カウンセラーの服装の場合

色は、アースカラーを主とし

相談室の壁の色に溶け込むような自然な感じ

デザインでいえば、

ズボンかスカート ブラウスとカーディガン。

スーツだと ビジネスマン風になってしまい、

時に、職場にトラウマを持つ相談者には威圧感を与えてしまうそうです。

 

カジュアル過ぎたり、露出が過ぎたり

奇抜なアクセサリーや帽子、可愛いフリルの多いもの

色鮮やかな長い爪に 濃い化粧等は

大切な悩みを打ち明ける相手として、

信頼に足る人ではないと判断されることが多いとか。

誰もがわかる有名ブランドのバックや靴で臨めば

経済問題で悩んでいる相談者の神経を逆なでしかねません。

 

清潔感があり、華美にならず 特徴の極力ない

生活スタイルを表出しない服装を心掛けましょうというものでした。

 

さて、

相談する人は 相手を見て、話す内容を選びます。

相談する人は、相手が受け止める技量に合わせて、話す話の深さを決めます。

この人とは軽い雑談を、この人とは問題解決を目指す 

この人に甘えて癒される この人と勇気を育む

この人には二度と会いたくないを含め

多様なカウンセラーが居ると、誰にするか相手を選べるメリットがあります。

 

相談者にとっては、話し易さを

相談員にとっては、選んでもらい易さを配慮した服装ですが

或いは、服装は いろいろでかまわないのかもしれません。

相談者側の希望だって様々じゃないかもと想像するからです。

お風呂に入らず、着替えもしない、髪もボーボーで

ひきこもっている人が、引け目を感じないで話せるのは

ご自分と似ている服装をした人の方でしょう。

似てると安心ですもの。

極論を申しますが、幼い子供がえりをしている相談者には

必要に応じて保母さんのような服装で接すると

違和感が減じ「育ち直し」がスムーズかもしれない・・・。

 

1人のクライエントの人生に、

それこそ何年かに渡り、大勢の相談者が関わります。

服装への配慮にとどまらず

その時々で、相談者への配慮が変わるとしたら

どのくらい真剣に私は考えているか?

と 反省しきりです。

 

 

 

 


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