笑顔浴

優しい時間

伯母の入院

2015年08月10日 | Weblog

7月30日木曜日

いただいた白桃をレモン汁につけて

季節の果実を伯母に差し入れに行った、

伯母は玄関で車椅子に座って待っていた。

27日月曜日に 皮膚科での診察中、ベットに移動する途中で

足の静脈血管が切れて出血、ものすごい痛みだったそうな。

その後、整形外科でギブスを巻いて車椅子も利用して安静にしているらしい。

そこにあるものが、自分でとれない辛さと

排泄後に男性ヘルパーさんがきれいに拭いてくれる恥ずかしさを聴く

私も、他人事ではない。

身体が動かなくなるということは、そういうことだ。

 

8月3日月曜日

8月1日に入院したときき、様子を見に行った

動けないだろうから、ベットにつるすU字フックとお香袋を持参した。

病室は4人、伯母は廊下側のベット

昼でもカーテンで周囲を囲って、簡易の個室にしているせいで、昼でも薄暗い。

欲しい物を尋ねると、新聞か小説がいいと言う、食べ物は、いらない。

治療はない。食べて寝てるだけだから、心配は要らない。

3か月くらいかかりそうとため息をつく。

食事が来たので帰る事にした

カーテンをきっちり閉めてと言われ、端まで引っ張りながら、

ふと、私が入院した頃を思い出す、

トイレ・診察 ・睡眠・体を拭く時以外は、カーテンを閉めず

食事時は皆でおしゃべりしてた。

伯母の前の患者さんだけがカーテンを開けているのでご挨拶して出た。

 

 

8月7日(金曜日)

午前中に今治市でメンタルヘルス研修会を担当した帰りに病院に立ち寄る、

新聞と小説とハウスみかんを持参した。

少し元気がでていて、郵便局での生命保険の振り込みを頼まれる。

「一括で1年分にする?2年分にする?」と聞くと

「もう1年は生きられまい」といって1年を選ぶ。

今日は、廊下で歩く練習をしたと嬉しそうに語る。

私としては、びっくり。

順調であれば、お盆過ぎに施設に戻れるかもしれない希望が見えてきた。

 

 

母は、<ギブス>に反応して、骨折したと思い込んでいる様子。

骨折ではなくて血管の傷だと何度も否定してみるが、

結局、骨折したという話に戻るので・・・まあいいか。

 

 

 

 

 


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