笑顔浴

優しい時間

寂しい

2015年04月07日 | Weblog

40年も交流してきた一歳上の女性が、4月3日夜に亡くなっていました。

生活相談員の人からの訃報が届きました。

12月には、肝硬変の末期だったとありましたが、知りませんでした。

 

昨夏、お誕生会に2人でハンバーグを食べながら

「実はね、春から生活保護をもらってる」

「へえ、審査が厳しいって聞くから、貰えて良かったね」

「姉や兄が面倒見ないってサインくれたから、こっちでこのまま暮らせるの」

て笑顔でスープを飲んだと思ったら

「生活保護になっても・・・私と、友達でいてくれ?」

って、急に泣き出すから

「・・ばっかじゃないの」

って言うのがやっとでした。

「ありがとうね、ありがとうね」

「どう、いたしまして」

 

このあと体調がどんどん悪くなったから、

飽きもせず毎年続けたお誕生会ランチが 最後のデートになりました。

アルバムを見たり、メールを読み直しているうちに

つくづく、愛されて、応援してもらっていたことを実感します。

 

今年の3月の春の笑顔浴のお誘いの返事には

「しんどいのは一時だと思うから、また今度も誘ってね」とありました。

疲れると思って遠慮したけど、3月中に見舞っておけばよかった、

甘えてばかりで、もっと私にできることがあったのに

不安ではなかったか、寂しくはなかったか

ごめんねと、ありがとうと、頼りにしてきたお姉さんを失った喪失感と

言葉にできないものがこみ上げてきて

涙を拭っても、拭っても止まらなくて

あーん あーん としばらく泣きました。

 

 

 

 


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