笑顔浴

優しい時間

デジタル化

2015年04月19日 | Weblog

新しいTVを買うために

重い机を動かさねばなりません。

重い正体は、昔のVHSのビデオとカセットテープと料理の本。

いつか、整理をしなくてはと思いつつ今日まで来てしましました。

 

カセットテープをSDに録音できるラジカセを購入しました。

カセットテープは古くなると、伸びたり、切れたり 黴がでたり

再生するデッキがあっても、データーが壊れてしまうと聞いたので

今のうちに手を打っておかねばと思いました。

過去への執着です。

 

量を減らすために レンタルできる音楽類は、全て手放す。

でも、私のために特別に選曲してもらったベストコレクション

は買えないから、残しておきたい。

ラジオ番組を録音したテープ

女子大時代に歌詞を書いたら曲になったもの

 

昔の留守電のテープもあった。

いつごろなんだろう??

父が「えー北海道からさんまが届いたので取りにきなさい」といってる横で

ハリー君がワンワンおねだりしている声も入ってた。

10年前に父が亡くなり、ハリー君を見送って2年になる。

今月亡くなったAさんも、40代になったばかりのBさんの声もきけた

「いつかけても、おらんね~」

携帯電話を持っていなかった時代は不便もいっぱいあった。

テレフォンカードももう何年もつかっていない。

都会の駅で待ち合わせて、悲惨な結末を急に思い出す。

 

カセットテープからSDに残そうとしているものは

将来、再び聞きたい音なのだけど

それをきくチャンスも、私に多く残っていないことに ふと気づく。

動ける内は、バタバタ忙しくて聞くことにならず

動けなくなって、入院すると録音の存在さえ忘れてしまうだろう

その頃には、SDカードも使えなくなってるかもしれないし

二度ときかずにゴミになってしまうかもしれないのだけど。

 

SDカードに保存すると、今日は安心するので

作業をしている今が、幸せなら、それで十分だ。

将来の幸せは、将来にある。

どんな時も、今を生きるので精一杯でいい。

 

 

 

 

 

 

 

 


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