笑顔浴

優しい時間

自分発見

2011年07月25日 | Weblog

先週は「気持ちが明るくなるワーク」を担当しました。

ワーク案を先生に見ていただいた時から、会場でワークを始める直前まで、

私が初めて出逢う人々の情報が少ない場合は、緊張するものです。

その場にそぐわないワークだと、気持ちが明るくなるどころか傷ついてしまうこともあるからです。

 

今回は定期的に集まっている親しい集団でしたので

目標を2つ掲げて、最初に説明しました。

1 私たちの子供の心を育てよう

2 私たちがみんな違うことを面白がろう

ワークは3種類用意しました。

「おや、今日は笑い声がいっぱいだったね」と

隣の部屋でお仕事中の先生がおっしゃるほど、気持ちが動きました。

 

つぶやきワーク(仮称)は、

生きている物をイメージして、絵に描き、主人公になったつもりで一言つぶやくというワークです。

描かれた主人公を借りて、本音がつぶやきとなって表れます。

他の人が描いた絵と交換してつぶやくと、全く別のつぶやきになりました。

たとえば・・・

私は、蚊が吸血しようと飛んでいる絵を描き「まずーい! でも、もう一杯」とつぶやきました。

お隣の方は同じ絵で「夏場は血液が不足します、献血 お願いします」

 

Aさんは、丸い熊さんの絵を描きましたが

爪は真っ赤に染まり 口からは赤いものがダラダラしたたり落ちるイラストで

お隣の人が書いたひよこを見ながら「ああ、美味しかった」とつぶやきました。

リアル~!! と、どよめくと、ニカっと悪戯っぽく笑いました。

お隣のB君は、大きなターバンを巻いた可愛いひよこの絵を描いたのですが

「僕を食べないで~」と遠慮がちに抵抗するので、Aさんも他の皆さんも笑いました。

 

Aさんの絵で、Cさんは、「今年の流行メイクです、皆さんもいかが?」とつぶやき

え~不気味~。(笑)

Dさんは「もっと暴れてやる~」 わー!怖い~!!(笑)

Bさんのターバンひよこの絵も、

Eさんに渡ると「こう見えて、頭が大きくて頭脳明晰 優秀です」

B君が再び「僕を食べないで~」(笑) 

なぜ笑いにつながるのか どこが可笑しいのか考えています。

ただ、苦しい気持ちや否定的な気持ちさえ みんなの笑いで吹き飛ばせるのは

「それでもいいんだよ、私たちはあなたがそこに居ることを認めているよ」

という承認欲求が満たされていたのではないかと感じます。

 

スマートフォンみたいなワーク(仮称)

今は桑田さんシリーズに変わりましたが、携帯電話を人間が演じています。

CMでは物品を擬人化して表現していますが、一緒に謝罪したり

混んだ駅で「すいません、すいません」と彼女を先導したり・・・

ワークでは2人組みになって、おしゃべりしてもらいました。

一番大切な物を思い浮かべて、どうして大切なのか、どんなに大切にしているかを

語ったあと、ペアになった人はその品物になって おしゃべりの相手をします。

私「いつも、助かっています、どうもありがとう」

靴「いいえ、どういたしまして。最近、お疲れ気味だね」

私「なんだか、計画を一杯入れちゃってね」

靴「この調子だと、夏バテしちゃうぞ」

私「その通りだね。おっと、あなたも汚れたままでごめん!」

靴「泥道を歩いたからね、暇ができたら磨いてよ」

 

ワークに参加できなかった皆さん、

一緒にワークをする相手がいなければ、お一人で お楽しみください。

思いがけない、自分発見ができるはずです。

 


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