10月21日(火)
冷たい小雨がパラつく銀座三州屋でランチ!
別に銀座といっても、フレンチやイタリアンでも食べに行く訳じゃなく、
相変わらずの大衆割烹銀座三州屋です。
銀座には昼でも一人3万円という寿司屋もあるし、洋食でも中華でも、
そのジャンルの最高峰みたいな店も多いけど、大人の街銀座にだってボク達庶民の
行ける大衆食堂みたいな処が在るって言う事を忘れちゃいけませんよ(笑)
銀座2丁目並木通りの路地裏にひっそり店を構えて、初めての人は「銀座にもこんな所が!」
と驚くに違い有りません。
がらりと戸を引けば、店内は大衆食堂そのもの。
壁には所狭しとお品書きが張り巡らさせています。
白木の一枚板のテーブル席は、もちろん相席となります。
相変らず変わらない三州屋の繁盛ぶり。
安くて旨い事も変わらなければ、無駄な愛想のないおばちゃん達も変わらない(笑)
近頃の飲食店でのサービスレベルとは別次元の接客です(笑)
そんな元気のいいおばちゃんが「こちらへどうぞ!今日は何にする?」愛想はないけど、
ポイントだけは的確に心得たサービスです。
空気の読めない客なんかには、ピシャッと言ってますね(笑)
おばちゃんの案内で、入り口近くのカウンター席に着くと、お茶・漬物・お箸がセットされます。
こちらの三州屋、何を頂いても美味しいんですが、今日は何の躊躇もなく、牡蠣フライ定食と
鯵のたたきを追加注文!
ここは当然ビールといきたいトコだけど、まだ仕事中なもんでグッと我慢です。
7~8分で運ばれてきた牡蠣フライ定食1,350円と鯵のたたき700円。
メインの「カキフライ定食」には、ご飯、赤だし、お新香がついてきます。
この時期にしては、大粒のぷっくらとした牡蠣フライが5つ!
まず一つ目はレモン汁を少しだけサッと絞って、そのまま食べてみると、油切れのいい
サクッとした軽やかな衣を纏ったカキフライは、ジューシーなエキスが口の中いっぱいに広がる
レアな揚げ具合と、ミルキーな旨味がしっかり感じられ、8カ月ぶりに頂く牡蠣フライは素直に
美味しいです。
赤だしの味もいいですよ!!
盛りのいいアジのたたきは当然臭みもなく、甘さがあります。
大降りに切ってあるので、プリップリした鯵の弾力を感じます。
しっかり量もあるので、十分満足できますよ!
綺麗な鯵の切り身に、生姜醤油が程よく絡み口の中で一体となるプリプリ感と、
新鮮な鯵の弾力感が奏でるハーモニーまさに至福の時でございます(笑)
これから、牡蠣も増々大きくなって美味しくなっていくことでしょう。
今シーズン、あと何回三州屋のカキフライ食べられるかな?