4月22日(月)
昨日はかなりガッカリちゃんの油そば食って、今日もまたカップ麺って、チョットあんた
なんて声が聞こえてきそうですが、やっぱりなんだかんだ言っても一番食ってるのが
カップヌードルじゃないかな?
1971年(昭和46年)世界初のカップ麺として発売されたカップヌードルでしたが、
その頃の日本人にとってカップ麺なんてシロ物は、謎の多い食べ物として好んで買う人は
少なかったようですね。
しかし、発売の翌年1972年2月19日~2月28日にかけて発生した当時の
河合楽器製作所の保養所『あさま山荘』に連合赤軍のメンバー5人が管理人の奥さんを
人質に10日間にわたり立てこもった事件が発生しました。
軽井沢の現場は連日氷点下に達する過酷な環境下で機動隊員に配給されたのが日清食品の
カップヌードルでした。
そして、世間を脅かせた大事件だっただけに、テレビはどのチャンネルを回してもライブ中継
が映し出されていました。
その最大視聴率は90%、それだけ多くの国民が中継を見つめる中、湯気を立たせながら
カップヌードルを食べている機動隊員たちに自然と注目が集まりました。
日清食品としては、最高のCMで御座いましたよ(笑)
もし、あさま山荘事件がなかったら、今日ボクがカップヌードルを食べていたか
分からなかったですね。
具材も販売当初とほとんど変わらないんじゃないかな?
お湯を注いで待つ事3分、お湯を吸ってふっくらと仕上がった卵や海老、そして青ネギ
の色彩鮮やかなコントラストいい感じですね(笑)
ひょんなことから火が点いたカップヌードルも日本人に愛され続け50数年、いまや
国民食と言ってもいいんじゃないかな!?