5月17日
日本橋・お多幸本店
おでんの老舗「お多幸」の存在は以前から承知しておりましたが、
ここで、おでんを喰ったらどんだけ高いんだよと、はなっから外していたし、
ランチの「とうめし」位ならボクにでも身分相応かな!なんて訳で、
本日、初じめて伝統ある『お多幸」の暖簾を潜りました。
入店したのは、お昼の1時チョイ過ぎ昼食のサラリーマンの並はすっかり引いて、
空席も目立ちます。
カウンターに案内され、当然お目当ての『とうめし定食』注文です。
大盛り(+50円)にするか迷ったんですが、パートのおばちゃんがマンガ盛りみたいな、
テンコ盛りの茶飯をカウンター越しに、若い職人さんに手渡すと、テンコ盛りの茶飯の上に
ペタンと、おでん鍋から豆腐をバランス良く乗っけて、穴あきおたまで、おでん汁を掛けたのを
見たとき、大盛なんかにしなくて良かったとマジ思いましたよ。
大正13年創業で、そろそろ90年です!
お多幸と言えば、銀座5丁目裏通りの超有名店で、現在の日本橋に移って、10年だそうです。
お多幸本店だけの、平日限定・とうめし定食 650円
牛すじ煮込み(牛すじ、大根、茹で玉子)の小鉢
大根サラダ、漬物、しじみの味噌汁
茶飯の上に、どんと大きな豆腐をそのまんま載せただけのホントシンプルなものです。
元々は、賄い食だったのが、今やランチの看板メニューで夜も〆の食事として
載せてるみたいですね。
お多幸と言えば、なんたって濃口醤油で煮込んだ、真っ黒な「東京おでん」
何ですが、その醤油の染み込んだ極厚の絹ごし豆腐の滑らかさ、伝統を誇る
醤油炊き込みの茶飯、文句の付け様がないあまりの旨さに感動のしまくりでした。
「おでん定食」も在ったし、今度また来た時には、
必ず「おでん定食」をと誓い大変満足の「とうめし」で御座いました。