11月24日(日)
今日は同僚のMr.マサノブと北浦和公園で開催された2013・さよなら原発埼玉県民集会に
参加して参りました。
ボク達が着いたのは10時半頃、やはり警察の警備はかなり厳重でしたよ。
制服、私服の警察官が結構目を光らせてましたね。
この抗議運動ハッキリ言って、思っていたよりかなり多い参加者でした。
そして、思っていたより、整然としてました。
ボクは問題が問題だけにもっと熱い空気を感じるのかなと思ってましたが、
そこは非常に穏やかな感じを受けましたね。
そして、驚いたのは老人、初老の方が多かった事。
そして、若者の姿が少ないのも驚きでした。
戦後自民党政権の下、この日本の高度経済成長を支え、先兵と成って
働いてきた世代が今、日本の原子力エネルギーに異議を訴えています。
そして、若い世代はこの問題に積極的じゃ無いみたいですね。
まぁ、これは単に今日1日の印象だけで判断するのは難しいですが、
今日の処はそんな感じを受けました。
反面なんか、エリート層、富裕層の参加は殆んど見かけないと言うか、
金持ち喧嘩せず、の根性はいつもの時代も変わらないという事かな?
本当、普通の一般人、弱者が明日の命の事を思い切実な叫びをあげている、
そんな感じの抗議運動です。
あの東日本大震災が起こってから、すでに2年半が過ぎました。
当初は津波と地震が主に考えられ、被災地の復興、被災者の救援を
合言葉に日本中が一つに成って始めた救済活動。
しかし、2年半が過ぎ、その一つに成る筈の気持ちに大きな障害を一番の
原因となったのは、やはり原発問題ですね。
原発問題は余りに大き過ぎて、一つに成ろうとしていた国民の声さえ
粉々にしてしまった気がします。
国は余りにも事実を公表しようとせず、ペテンの様な安全論を話し続け、これを信じる
人々が生まれるのは当然の事。
日本人が大本営に惑わされ易い事は、民族的弱点なのかもしれませんね。
しかし、ボク等の暮らしに電気は欠かせない物だし、その恩恵は余りにも大きな物でした。
しかし、ボク等はその恩恵に甘える余り、どうもとんでもない悪魔と契約を結んでいたみたいですね。
今からでも遅くありません。原子力と言う悪魔を制御出来るのか否か、悪魔との契約を継続し
続けるのか、あるいは原発に代わる代替えエネルギーを実用可能なのか、本当に原点に
返って見る必要があるんじゃないかな!
昔のデモの様な、セクト色は見られず、ホント一般市民の声がここに集結
していると言う印象です。
抗議行動の長い列
3月11日以降、国が我々国民に多くの嘘をつき沢山の事実を隠ぺいしてきた事は
周知の事実です。
それでも、未だに国の発表を鵜呑みにしている国民も大勢います。
数字の上の安全なんて、予測に過ぎないんじゃないか
今、福島の人達は、国が定めた安全基準内高濃度汚染地域で、今も生活を余儀なくされています。
これって人体実験じゃないのかな?!
そして何年か後に、悲惨な結果が発生し、やっぱり当時の安全基準は間違ってました!
なんて、やられたひにゃ責任の所在も、へったくれもあったもんじゃありませんよ。
「火事の現場で、人が助けを求めているのに、先に火を消そうとするのはおかしいだろう!!」
そんな思いを強く感じ、自分に何が出来るんだと、自問自答して、その結果に詰まる自分が
情けなく涙しております。
それから、この運動はもっと拡がって行かなくてはならない運動です!
2013・さよなら原発抗議運動に参加の皆さん、お疲れ様でした!
これからもガンバって下さいね!!