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写真は、先日来ある方に依頼しておいたプロファイルドケーン100枚。今朝方到着。私はいつもその方にお願いしてプロファイルドケーンを入手している。
前回のたケーンよりも0.1㎜薄くしていただいた。前回の厚さは未熟者の私には難しい厚さだったのかもしれない。まだ、これといったリードができていない。厚さは、これ以上薄くしない方がよいとのことだったので、しばらくはこのケーンと格闘することになる。とりあえず近いうちに30本ほど組み立ててみよう。
その他に今日は、アルファ1本、ダンツィ1本、いつもの1本を削った。クロウするところまできたが、まだ試し吹きしていないので、夜にでも。
そういえば、ふと思い出したことがある。学生のころ中西祥之著『現代バスーン奏法』という入門書を購入した。厚手の表紙で箱入りの当時の私にとっては高価な本だった。楽器の組み立てから奏法、リードの作り方まで写真入りで解説されていて大変参考になった。一番最初に作ったリードもその本を見て作った記憶がある。アンブシュアも写真で解説されていたが、中西氏は豊かな口髭で、えーこれじゃあよく分からないよ、と思ったものだ。
その本は後輩が貸してほしいというのでしばらくの間預けてあったが、そのうちに私も貸してあったことを忘れていた。大学を卒業して何年か経ったころ、現役の後輩に聞いてみたところ、その本はある先輩が寄贈してくれたもので代々バスーン奏者に伝わっている、とのこと。うーん、そうなっていたか。まぁ、役に立っていてくれるので嬉しいかぎりですが、はい。
最近は色々な入門書があるようだが、実際に手にとってみたことはない。リードの作り方とかも解説されているのだろうか。
リードを自分で作ろうと思ったときにまず必要なのは、道具と教えてくれる人。道具は何とかなるとしても、住んでいる場所によっては教えてくれる人がいないことも多いだろう。実際には直接教えてもらうのが一番良いのだが、とりあえず作ってみたい、と思ったときに、この通りに作っていけば一応音が出る、という解説書はないものか。
道具は何とかなる、と書いたが、楽器店で一通り揃えるとけっこうな額になる。なので、身近にあるもので代用できるものは代用して、最低限必要な道具をできるだけお金をかけずに揃えるにはどうしたらよいか。
上記の二点について、どうにかならないものかと考え中。いずれ考えがまとまったら書き留めておきたいと思う。
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