写真は、リードを自作する以前にネットで購入したリード。
分かりづらいかもしれないが、上と下のものではブレードのサイズが違う。元は同じなのだが、下は自分のサイズと削り方に調整し直してある。元はブレード28㎜、幅16㎜。それを26㎜/14.5㎜に変更した。
リードの自作を始めたころ、まずはプッペからクロウするところまで持っていくのが大変で、ほとんどが失敗した。今のようにまめにプッペを組み立てていなかったので、すぐにプッペがなくなり、組み立てるのにも時間がかかっていたせいもあり、すぐに手詰まりの状態となった。何とかたくさん削る練習がしたいと思ったとき、以前に買い置きしておいた市販のリードに目が行った。
もったいないけれど、それらを削る練習台にすることにした。そのリードの制作者にとっては失礼な話である。勘弁していただきたい。
練習台にしたのは、作ろうと思っているサイズよりも大きいサイズで厚めのリード。それをプッペと想定してみた。ブレードの長さを短くし、先端を薄くしていく。先端の幅も狭める。もう元のバランスには戻れない。覚悟を決めて根元の方も薄くしていく。
そんなことを何回かやってみると、どこをどう削るとどんな反応がでるかなんとなく分かるような気がした。自作のプッペからだとまったく鳴らない状態からなので、どうすればどうなるなんて分かる以前なのだ。その点では、市販のリードはすでに鳴る状態にあるのだから、リード製作初心者にとっては、実験台としてもってこいである。高価な実験台なのだけれど。
明日は、先日届いたケーンを10本組み立てる予定。ケーンはさきほど水に浸した。時間があれば、作りおきのプッペからも1本は削りたいところ。
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