バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

リード合わせ

2012年08月08日 | リード
エペ・ボーカルを入手してから、これまで作ってきたリードの見直しをしている。

FFボーカルを使い、とりあえず練習用のリードを含めこのところ使っていたリードをすべて吹いてみて、どのリードが合うのか試している。

その感想としては、エペ・ボーカルはそれ自体の性能が良いため、リードの許容範囲が広い。以前のボーカルでは練習用に格下げしたリードも、あれ、これ練習用だったけ?と思うほど調子よく吹けてしまう。

数日かけて吹いてみると、やはり古くなってきたリード、振動の止まってきたリードは鳴りがよくないことがわかってきた。エペで吹くと吹けそうなので迷ったが、そういったリードはすべてボツにすることに。練習用を含め10本ほどボツにした。

そして、これから使う予定だったリード20本ほどを選別していく。VCDE用とVCCE用に分けてあったが、VCDE用はリーマーで差込み口を広げ、一緒に吹き比べてみる。VCDE用はVCCEよりも少し薄く仕上げてあるのだが、この中に少しFFと合わないものがあった。Eがぶら下がる感じで、なおかつ音に金属的な雑音が混じる。おそらく、リードのどこかのポイントが薄すぎるものは合わないのかもしれない。どのポイントかはこれから探っていきたい。

20本のうち、8本ほどそういった感じのリードがあった。もう少し吹き込んで材質が固まれば使えそうかなぁ、と思うものもあったが、思い切ってBクラスリード箱へ。残ったリードはこれから使う予定のリードとして分けておく。

選抜に残ったリードの中に数本、良い感じのリードがあったので、それをこれから作るリードのとりあえずの参考にしたい。

あとの課題は、丸材から作り始める以前に作ったリード。その当時「良い」と判断して取っておいたリードが数十本あるが、VCDEにボーカルを替えたために差込み口が合わなくなってしまい、使わないまま保存してあった。おそらくFFには差込み口は合うと思うので、それらのリードもこれから順次試してみて、使えるものと使えないものに仕分けしておく予定。

先日丸材からガウジングまで作業の終わったケーンを、10枚GPSケーンまで仕上げた。



朝の涼しいうちに作業したが、やはりプロファイルは時間がかかる。10枚仕上げるのに1時間ほど。残り20数枚も暇をみて仕上げていこう。

こちらの3本は、エペ・ボーカルになってから削ったリード。



知人用が2本と自分用が1本。ボーカルが代わったことでリードの仕上がりにも違いが出てくると思うので、自分用のものはよいとして、知人用のものはどうなるのか少し心配もある。それより心配なのは、知人用に使っているダンツィ・ケーンの入手が難しくなったと風の噂で聞いた。とりあえず、知人から送ってもらっているケーンはまだ数十枚あるのでしばらくはよいが、ダンツィ・ケーンがもし入手できなくなったら、どのケーンを使えばよいか検討しなくては。

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