バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

組み立てと仕様変更

2016年07月15日 | リード組み立て
 以前加工した自分用のピゾニーケーンを組み立てる。



 今回は10本。プロファイラーの設定を変更してから初めてのリード。以前より薄くなるように設定してある。



 もう一点、今回は組み立てで変更したことがある。半年ほど前からぼちぼちと試していたのだが、今回は10本とも仕様変更してみた。



 変更箇所は、写真のようにチューブとブレードの境、首に当たる部分のサイドをやすりで落とすようにしたこと。これで首部分の幅が狭くなるが、シェイパーで細くしたような内径の変化はない。イメージとしては、ブレードサイド根元からチューブにかけて角を大きく落とす感じ。

 これをしてみようと思ったのは、以前市販のリードでこのようにしているリードを見たためだ。何故、こうするのだろうと疑問に思っていて、何がどのように変化するのか知りたくて、新しく組み立てるリードは半々くらいこの仕様にして、しばらく試していた。

 最初、おそらくそのリードは、組み立てた後のサイドのズレをなくすためにヤスリをかけていたのではないかと考えた。たぶん、それもあるだろう。

 使えるリードの第1ワイヤーをはずし、この仕様で削ってからワイヤーを巻き戻して試してみるとリードが振動しやすくなることも分かった。角が取れる分、音色も柔らかくなる。根元付近のブレードの角のとがり具合は音色に大きく影響することは経験則で知っていたが、ここまで大きく削ったことはなかった。

 もとから柔らかいリードにこの仕様をすると音のハリがなくなってしまううので、重めのリードや振動の少ないリードの場合は、この方法で若干改善するかもしれない。今回組み立てたリードは最初からこの仕様なので、吉と出るか凶と出るか、楽しみだ。
 

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