バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

メンテナンス

2016年08月01日 | 楽器
 今年もピュヒナー零号機を釼持バスンーンワーク様でメンテナンスをお願いした。

 今回は、零号機が事故にあったためにロングジョイントとベルでキー連結その他に不具合があり、その箇所の調整を主にお願いした。それと、釼持様から提案があり、U字管の止めネジを既存のものよりも長くし扱いやすくしていただいた。





 これまではネジがかなり短くてネジを回しにくかった。それもあって、U字管をはずすことはめったになかった。溜まった水を捨てる際にブーツジョイントを逆さにしていたのだが、その水が音孔(Cis-tri)に入ってしまい木部が黒く変色してしまっている。悪化させないためにも、これからはU字管をはずして水抜きと手入れをしたい。

 少しずつ削りためたメディール材のリード(ブレード27㎜・チューブ29㎜)。だいたい同じような感じで仕上げることができてきたので、この方向でこれからも作っていくことにする。



 こちらはリーガー材のリード(ブレード28㎜・チューブ28㎜)。糸巻が終わったところ。



この後、最初に削った2本のうち1本は、バスーンアンサンブル仲間のお一人に気に入ってもらえたので差し上げようとしたのだが、それでは申し訳なくて受け取れない、ということで、材料費+αでお買い上げいただくことになった。
 こちらはまだ削る方向性が決まっていないので、しばらく色々と試してみたい。

 色々試すといっても、まったく違う削り方をできるわけもないので、基本は同じとして、
先端やハート部分、根元、サイドなどのポイントとなる箇所の厚さの加減を試している。

 それにしても作業部屋が暑すぎる。中二階でほぼ屋根裏のため午後3時の時点で33.6度。楽器やリード材のためには良くないのだが、他に場所を移せないのでしかたない。
空いた時間にリードを削ろうと思っても、これでは暑すぎてやる気がでない…。クーラーかけても涼しくなるまでに1~2時間かかってしまう。うーん、しばらくはリード作りのペースは遅くなりそうだ。
 

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