海外から荷物が到着。
中身は、FoxシェイパーDCN(クリストーブナロー)。
サイドラインが先端に向かって開いていくタイプではなく、途中から先端に向かってほぼ開かない、いわゆるバーガンディシェイプとかゴブレットシェイプとかメヒラースタイルとよばれるタイプのシェイパー。
リードの形が、バーガンディ(ブルゴーニュワイン)のボトルの形、ゴブレットグラスの形を想起させるのでそう呼ばれている。メヒラーシェイプの呼び名は、バスーン奏者で著名なリード製作者であったカール・メヒラー(Karl Mechler /Carlと表記されている場合もある)に由来する。ただ、メヒラーのリードがすべてゴブレット型だったか、というとそうではないようだ(IDRSのHPに写真あり)。
ちなみに、メヒラースタイル、という名称の使い方には二通りあるようで、一つはシェイパーのサイドラインの形状を区別する場合、もう一つはリードのブレード部分のテーパー(横から見たときのカラーから先端に向かってどのようなラインで薄くなっていくか)の違いを区別する場合。
シェイパーのサイドラインの形を区別する場合というのは、Foxのシェイパーの分類がおそらく便宜上そのように区別しているからで、Foxでは四種に分類している。
1、Knochenauer Style(すべて曲線のみで構成されている)
2、AlmostKnochenauer(ほぼ曲線だが、ほんのわずかに先端付近で直線が使われている)
3、Modified Knochenauer(曲線と直線のコンビネーションにより構成されている)
4、Mechler Style(ゴブレットシェイプ)
Foxの入手しやすいシェイパーでいうと、Fox1・Fox3はModified Knochenauer、Fox2はAlmostKnochenauer、Fox KはKnochenauer Styleに分類されている。
Knochenauerも人の名前で、Wilhelm Knochenhauer(ウィルヘルム・クノヘッンハウアー、あるいはノッヘンハウアー?)。やはりバスーン奏者で著名なリード製作者。
ブレードのテーパーを区別する場合というのは、やはり著名なリード製作者のLou Skinner(ロウ・スキナー)が、テーパーの違いを二種類に分類し、Mechler StyleとKnochenauer Styleと呼んだことによる。
Mechler Style(ストレートテーパー。カラーから先端に向かって段差なく薄くなっている)
Knochenauer Style(ティップテーパー。カラーからゆるやかに薄くなり、途中から急な傾斜で薄くなっている)
今回購入したものは、シェイパーの形状区別ではMechler Styleとなる。DCNはやはり著名なリード製作者のDon Christlieb(ドン・クリストリーブ)による形状で、Foxにはクリストリーブの名のついたものが何種類かある。DCNは巾が狭いタイプ。
メヒラースタイルのリードは、国内でも専門店などで販売されている完成リードの中に見かけることがある。リーガーのシェイパーでも何種類かあるようだ。私は、リーガーの9番を持っていて以前試したことがあるが、そのときはうまくいかず使えそうなリードは1本しかできなかった。
今回DCNを購入した目的は、9番よりもリード巾の狭いDCNシェイパーなら上手くいくかもしれないという期待感と興味、それと現在はなかなかFoxの数十種類あるシェイパーのバリエーションが入手しにくいので、見つけたときに入手しておこう、と思った次第。それにメヒラースタイルのストレートシェイパー(リーガーのようなケーンを二つ折りにして型を取るのではなく上下のプレートで挟んで型を取るタイプ)は、入手しにくい。
実のところ、Foxのメヒラースタイルのシェイパーで欲しいものがあって、1年前に代理店を通してオーダーしてあるのだが、未だに手元に来る気配がない、というかおそらく来ないだろう。まだ店側からキャンセルの知らせがないので、1%ぐらいの希望は持っているが、ほぼあきらめている。どうやらFoxのシェイパーを作る職人さんが退職されたらしい。
今回購入したのはHodge Productsという店だが、このDCNシェイパーと同じ(と思われる)シェイパーはe-bayでも購入できる (こちらの方が安価)。商品説明によると、クリストリーブのケーンを測定して作ってあるとのこと。しかも、製作に携わったのがFoxを退職されたその職人(らしい)ということで、おそらくはFoxのDCNシェイパーと同じなのだろが、シェイパーの数値が記載されていないので、確認のしようがない。
まぁ、それらはよいとして、早速ラボーロ材で数本組んでみる。チューブ部分が案外と太いので途中径の太いマンドレルに交換しながらの作業になった。
中身は、FoxシェイパーDCN(クリストーブナロー)。
サイドラインが先端に向かって開いていくタイプではなく、途中から先端に向かってほぼ開かない、いわゆるバーガンディシェイプとかゴブレットシェイプとかメヒラースタイルとよばれるタイプのシェイパー。
リードの形が、バーガンディ(ブルゴーニュワイン)のボトルの形、ゴブレットグラスの形を想起させるのでそう呼ばれている。メヒラーシェイプの呼び名は、バスーン奏者で著名なリード製作者であったカール・メヒラー(Karl Mechler /Carlと表記されている場合もある)に由来する。ただ、メヒラーのリードがすべてゴブレット型だったか、というとそうではないようだ(IDRSのHPに写真あり)。
ちなみに、メヒラースタイル、という名称の使い方には二通りあるようで、一つはシェイパーのサイドラインの形状を区別する場合、もう一つはリードのブレード部分のテーパー(横から見たときのカラーから先端に向かってどのようなラインで薄くなっていくか)の違いを区別する場合。
シェイパーのサイドラインの形を区別する場合というのは、Foxのシェイパーの分類がおそらく便宜上そのように区別しているからで、Foxでは四種に分類している。
1、Knochenauer Style(すべて曲線のみで構成されている)
2、AlmostKnochenauer(ほぼ曲線だが、ほんのわずかに先端付近で直線が使われている)
3、Modified Knochenauer(曲線と直線のコンビネーションにより構成されている)
4、Mechler Style(ゴブレットシェイプ)
Foxの入手しやすいシェイパーでいうと、Fox1・Fox3はModified Knochenauer、Fox2はAlmostKnochenauer、Fox KはKnochenauer Styleに分類されている。
Knochenauerも人の名前で、Wilhelm Knochenhauer(ウィルヘルム・クノヘッンハウアー、あるいはノッヘンハウアー?)。やはりバスーン奏者で著名なリード製作者。
ブレードのテーパーを区別する場合というのは、やはり著名なリード製作者のLou Skinner(ロウ・スキナー)が、テーパーの違いを二種類に分類し、Mechler StyleとKnochenauer Styleと呼んだことによる。
Mechler Style(ストレートテーパー。カラーから先端に向かって段差なく薄くなっている)
Knochenauer Style(ティップテーパー。カラーからゆるやかに薄くなり、途中から急な傾斜で薄くなっている)
今回購入したものは、シェイパーの形状区別ではMechler Styleとなる。DCNはやはり著名なリード製作者のDon Christlieb(ドン・クリストリーブ)による形状で、Foxにはクリストリーブの名のついたものが何種類かある。DCNは巾が狭いタイプ。
メヒラースタイルのリードは、国内でも専門店などで販売されている完成リードの中に見かけることがある。リーガーのシェイパーでも何種類かあるようだ。私は、リーガーの9番を持っていて以前試したことがあるが、そのときはうまくいかず使えそうなリードは1本しかできなかった。
今回DCNを購入した目的は、9番よりもリード巾の狭いDCNシェイパーなら上手くいくかもしれないという期待感と興味、それと現在はなかなかFoxの数十種類あるシェイパーのバリエーションが入手しにくいので、見つけたときに入手しておこう、と思った次第。それにメヒラースタイルのストレートシェイパー(リーガーのようなケーンを二つ折りにして型を取るのではなく上下のプレートで挟んで型を取るタイプ)は、入手しにくい。
実のところ、Foxのメヒラースタイルのシェイパーで欲しいものがあって、1年前に代理店を通してオーダーしてあるのだが、未だに手元に来る気配がない、というかおそらく来ないだろう。まだ店側からキャンセルの知らせがないので、1%ぐらいの希望は持っているが、ほぼあきらめている。どうやらFoxのシェイパーを作る職人さんが退職されたらしい。
今回購入したのはHodge Productsという店だが、このDCNシェイパーと同じ(と思われる)シェイパーはe-bayでも購入できる (こちらの方が安価)。商品説明によると、クリストリーブのケーンを測定して作ってあるとのこと。しかも、製作に携わったのがFoxを退職されたその職人(らしい)ということで、おそらくはFoxのDCNシェイパーと同じなのだろが、シェイパーの数値が記載されていないので、確認のしようがない。
まぁ、それらはよいとして、早速ラボーロ材で数本組んでみる。チューブ部分が案外と太いので途中径の太いマンドレルに交換しながらの作業になった。
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