初期(2~3年前)の削り順を、昨日作った表に書き直してみた。えんぴつの斜線が削るだいたいの削る箇所。このころもメイキングマシンを使っていたが、現在よりもだいぶ厚く残るように調整していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/0b/2777590b77179f79439110104c2db2a6.jpg)
①先端のサイドを大雑把に削る(両面)。
②先端のサイドの三角形の部分をナイフで薄くなるように削る(両面)
③センターが山の峯になるように左右片側ずつヤスリをかける(20回・両面)。
④サイドをヤスリで削る(20回・両面)
ここまでが下削りで、クロウし始めるので、あとは様子をみながら次の作業。
A.発音が悪いときは、先端部分を削る。
B.重いときは、センター部分を削っていく。峯の形は残す。
C.音がかたいときは、サイド部分を削る。
D.リードの振動が足りないときは、ブレード付け根のサイド部分を削る。
ここまでくるとクロウもだいぶ軽くなっているので、あとは楽器に付けて吹きながら調整する。
現在も基本的にはだいたい同じなのが、メイキングマシンを当時よりリードが薄くなるように調整しているので異なる部分もある。③④は最初のころはヤスリでやっていたが、次第にナイフで削るようになった。
削り順が違うと、同じ箇所を削ったつもりでも仕上がりが違う。特にA~Dの作業では、クロウの様子をみながら削るので、どこから削っていくかでそのときどきのクロウが異なるため、結果としてバランスの異なるリードができてしまう。
例えば、先端を薄くするのを後回しにすると、リードがが重かった場合、軽くするためにセンター部分を削ることになる。このとき先に先端を薄くしておけば、センター部分はそれほど削らなくても済む場合がある。同じように、重いと思ってセンターを削るのと、ブレード付け根部分を削って振動を増やすのは、結果同じような重さ(軽さ)になったとしても、リードのバランスは異なり実際に音になったとき響きも異なってくる。
こういった「バランス」の取り方が難しい。リード製作者によってこのバランスの取り方は様々だろうから、一口に「リードの調整」といってもどのリードも同じように調整できるというものでもないのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/0b/2777590b77179f79439110104c2db2a6.jpg)
①先端のサイドを大雑把に削る(両面)。
②先端のサイドの三角形の部分をナイフで薄くなるように削る(両面)
③センターが山の峯になるように左右片側ずつヤスリをかける(20回・両面)。
④サイドをヤスリで削る(20回・両面)
ここまでが下削りで、クロウし始めるので、あとは様子をみながら次の作業。
A.発音が悪いときは、先端部分を削る。
B.重いときは、センター部分を削っていく。峯の形は残す。
C.音がかたいときは、サイド部分を削る。
D.リードの振動が足りないときは、ブレード付け根のサイド部分を削る。
ここまでくるとクロウもだいぶ軽くなっているので、あとは楽器に付けて吹きながら調整する。
現在も基本的にはだいたい同じなのが、メイキングマシンを当時よりリードが薄くなるように調整しているので異なる部分もある。③④は最初のころはヤスリでやっていたが、次第にナイフで削るようになった。
削り順が違うと、同じ箇所を削ったつもりでも仕上がりが違う。特にA~Dの作業では、クロウの様子をみながら削るので、どこから削っていくかでそのときどきのクロウが異なるため、結果としてバランスの異なるリードができてしまう。
例えば、先端を薄くするのを後回しにすると、リードがが重かった場合、軽くするためにセンター部分を削ることになる。このとき先に先端を薄くしておけば、センター部分はそれほど削らなくても済む場合がある。同じように、重いと思ってセンターを削るのと、ブレード付け根部分を削って振動を増やすのは、結果同じような重さ(軽さ)になったとしても、リードのバランスは異なり実際に音になったとき響きも異なってくる。
こういった「バランス」の取り方が難しい。リード製作者によってこのバランスの取り方は様々だろうから、一口に「リードの調整」といってもどのリードも同じように調整できるというものでもないのだろう。
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