今日は、昨日から水に浸してあったダンツィを組み立てる。水には一晩以上(8時間以上)浸すようにしているが、短い時間でも大丈夫なのだろうか。試していないので分からない。今度試してみようかな。
写真は、プロファイルドケーンにナイフで切り込みしているところ。私の場合はカラーの3㎜下あたりから端まで6本入れるようにしている。できるだけケーンの中心線に切り込みがこないように注意(割れやすくなるので)。
写真の左に移っているのは、リード割りマシン。オークションで1年以上前に落札したが、ほとんど使っていない。パスタマシンのようにケーンを差し込んで均等に割っていくのだが、筋を付けるというよりも完全に割っていき、ブレードまで割れてしまいそうでで何だか危なっかしい気がして使わなくなった。ナイフで切り込みを入れるのも慣れると簡単。
ケーンの下の台は、ホームセンターで手頃な太さの丸材を買ってきて15~18㎝にカットしたもの。結構便利。
これで先週末から40本ほど組み立てたことになる。来週は糸巻。あぁ、手が痛くなる。
さて、数人の方からコメントをいただいた。こんなメモ書きでも読んでくれている方がいると思うとありがたくて、更新は無理しない、と思っていても何を書こうか悩むものなのね。
ある高校生の方から、「息の量(圧力)を増やすにはどうしたらよいですか?」と質問をいただいた。呼吸法を学ぶのがよいですよ、と言いたいが、私自身ちゃんとした呼吸法なのかどうかも怪しいので、解説ができない。腹式呼吸について書かれた解説も一通りではなく、解説している方によって内容が異なる。加えてこのごろはベルカント奏法などという呼吸法もあり、一筋縄ではいかない。
そこで、今日紹介するのは、私が以前レッスンで教わった方法。田中先生のレッスンに行き始めたころ毎回のように「息の量が足りない」「息のスピードがない」「もっと息の圧力をかけて」と、指導された。私はなかなかそれができなくて、息のスピードと圧力を上げるためのヒントとしての練習方法を教えていただいた。以下は、その方法。私が理解し解釈した内容だということを念頭において読んでいただきたい。
1、体を楽に、アンブシュアもできるだけ楽に。
2、息でアタックする練習。タンギングをしないで、息の圧力とスピードだけで音を出してロングトーン。息のスピードと圧力が下がらないように注意。
下から2番目のラの音くらいで。
3、何回かくりかえす。
4、音になる瞬間の息の圧力やスピードをよく覚える。
5、2のように吹くつもりで音が出る瞬間にタンギング(軽く舌をつく、というかリードに触れていた舌を離す)する。
これは、息のスピードだけで音の発音をして、その息のスピードで音を吹き始められるようにするための練習のようだ。なので、この練習のときには口元をリラックスさせて行なうことが大切になる。息を入れるときリードを噛んで音を出さないように注意が必要。
息のスピードや圧力が足りないと、なかなか発音できなく、音程もぶら下がる。ときどきチューナーで音程を確かめるとよい。あくまでも息の初速を覚える練習なので、乱暴に吹き始める癖が付かないようにしなければならない。
といったところですかねぇ。うーん、文章で伝えるのは難しい。
ありがとうございました(^-^)
では。