花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

農業高校女子

2016年02月27日 | 学校
みなさんの学校の生徒会機関誌は何という名前ですか?
名久井農業高校は「麗岳」(れいがく)といいます。
普通の高校ならばこの1冊がすべてですが、農業高校は違います。
農業高校には体育祭などの学校行事や部活動を管轄する生徒会と
研究発表会など農業学習イベントなどを管轄する農業クラブという
ふたつの全校組織が存在します。
したがって農業高校生は生徒会の会員であり、
農業クラブのクラブ員なのです。
もちろん役員組織もふたつあり、ひとつの学校に二人の会長がいます。
これが農業高校のデュアルシステム。
なかなかユニークだとは思いませんか。
さてここは名農の直売所。
何やら写真を撮っている人がいますが、これは農業クラブの役員。
農業クラブの機関誌に直売所の記事を載せるため取材しているようです。
名農農業クラブ機関誌の名前は「汗」。
今年の出来が楽しみです。
さて近年、女子が増加していると話題となっている農業高校。
確かに名農も男子と女子の比率がほぼ1:1です。
野菜や草花栽培はもちろん、食品加工、フラワーアレンジメント、
商品開発や町おこしなど女子の豊かな発想を活かせる学習が
とても多いからです。
今日の夜、マツコデラックスさんの番組でも
農業高校が取り上げられるようです。
学校こそ違っても農業高校の魅力は全国同じ。ぜひご覧ください。
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天下御免の向こう傷!

2016年02月26日 | 研究
この棚をご覧ください。
ずらりと並んだチームの卒業アルバムです!
とはいってもこれはMacの画面上。
Macパソコンで製作するとこのように
出来上がったアルバムがこの棚に展示されるのです。
もちろん画面上で自由に見ることもできる優れものです。
棚に並んだアルバムは全部で約30冊。
これだけチームにはOB、OGがいるということです。
でもアルバムを作り始めたのは3代目の頃から。
それ以前は予算もなかったので作ることもできませんでした。
さて、あっという間に過ぎてゆく高校時代。
短い研究活動とはいえ、心に振るわせた喜びも何度かあったと思います。
しかし、それ以上にいろいろな場面で失敗を経験をしてきました。
もしかしたらTEAM FLORA PHOTONICS は
失敗を経験するために結成されたチームといっても過言ではありません。
失敗から学ぶ。経験を踏み台にする。
失敗はかっこ悪いけれど、これは経験したものだけが得れる特権であり
貴重な向こう傷は挑戦者の証です。
機会があれば彼らの危なっかしいけれど、
羨ましいほどまぶしい高校生活が刻まれたバイオグラフィーを
もう一度最初から覗いてみたいものです。

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思い出のマイポスター

2016年02月26日 | 研究
チームの卒業アルバムには、立派なカバーがついています。
カバーには個人の主な活動や2年間の移動距離が記録されています。
移動した距離は人によって違うので、比べながら笑えるはずです。
また最後にはこのような学会で発表したポスターも掲載しています。
この3年生はチームとして活動したのは「水質浄化研究」ですが
個人として取り組んだのは「無臭セロリ」の研究。
何度か学会で発表した思い出のマイポスターの縮小版を載せ
その研究概要をここに記録しています。
今年、チームから農学系の大学に進学するのは
国立大学1名、私立大学1名の計2名。
将来、大学で研究発表する機会もあるはず。
高校時代にもこんな発表したことを思い出し、
より高いレベルを目指して頑張ってもらいたいものです!
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個人データ流出か?

2016年02月26日 | 研究
アルバムの最終ページには、個人データを掲載しています。
といっても住所や電話番号ではありません!
TEAM FLORA PHOTONICS で活動した2年間の戦績です。
チームなら全員同じだと思われるかもしれませんが、
チームはチームとして取り組む活動の他に
個人研究を行っているため、人によって参加する大会が違うのです。
この3年生のページを見ただけでも農業クラブ含めて
ざっと20回弱の大会に出場したことがわかります。
しかしこんな個人的な記録はどこにも文字では残っていません。
いつ、どこで、どんな大会に出て、どんな結果だったのかを
いつか懐かしく振り返ってもらえればと思い毎年掲載しています。
赤い色で印をつけているのは最優秀賞を受賞した大会。
卒業する3年生はエコワングランプリでの
内閣総理大臣賞受賞を含め、
何度か日本一に輝いていることがわかります!


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オートクチュール

2016年02月26日 | 研究
点検と称してちょっと中を覗いてみましょう!
開いたページは左が全面1枚の写真。
右は2枚の写真がレイアウトされています。
このレイアウトは数パターンあり、
製作者は好みのレイアウトをページ毎に適用することができます。
またこれは白いページに黒い文字が書かれていますが
逆に黒いページに白い文字で書くこともできます。
今年のアルバムは全部で32ページにもなる大作。
したがってときどき下地を黒に変えてマンネリを防いでいます。
それぞれの写真につくキャプションは
撮影月日、タイトル、場所、そして簡単な写真の説明です。
10年も経ったら忘れてしまうと思うので
貴重なデータとして1枚1枚にキャプションをつけています。
メンバーになりたての頃は写真に写るのが苦手な人が多いのですが
発表会に参加して写真がどうしてもまとめる上で必要であることを知ると
あきらめてカメラの前に立ってくれるようになります。
また写真が自分の卒業アルバムになることを知ると
逆に積極的にカメラの前でおどけてくれます。
さらに自然な写真となるよう彼らにも1台カメラを貸して
自由に撮影してもらう工夫もしています。
そのため2年間で撮りためた写真は莫大な枚数。
人によって撮影された写真の枚数は違いますが
多い人で200枚以上、少ない人でも写っている写真は120枚以上あります。
したがってアルバム作りで一番大変なのは写真を選ぶ作業となります。


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