奇想庵@goo

Sports, Games, News and Entertainments

2013.02.06 つぶやきし言の葉

2013年02月07日 02時19分34秒 | Twitter



【旅猫リポート/有川 浩】泣かせやがってコノヤロー!って感じだけど、決してベタベタしたものではない。視点の勝利というか、飄々とした雰囲気が漂うのは猫のお蔭だろう。動物ものって好きじゃないんだけど、さす... →http://t.co/vwusQzGc #bookmeter






【旅猫リポート/有川 浩】を読んだ本に追加 →http://t.co/lJo1qV7M #bookmeter






@riyanlv99 ファーストタッチがもうひとつだったり、シュートの意識があまり感じられない気がします。どうしてもドルの時が基準になっちゃいますがw






崩すことが目標って展開が続いていたけど、1点は取れた・・・ただ面白いサッカーとは言い難いね。 #daihyo






本田はウインターブレイク中だから仕方ない感じもするけど、香川の出来の悪さが目立つねえ・・・(ー∇ー;) #daihyo







2013.02.05 つぶやきし言の葉

2013年02月06日 02時19分33秒 | Twitter



全国書店員が選んだおすすめコミック2013 http://t.co/JPp1EUYB







コンビニも20年前なら普通にあっていいけど、30年前だと時代考証的に微妙になるなあw







全国書店員が選んだおすすめコミック2013

2013年02月05日 20時48分25秒 | アニメ・コミック・ゲーム
日販主催で、1,586名(1,280書店)の書店員による投票による「刊行5巻以下のおすすめコミック」が発表された。

オンライン書店 Honya Club.com:全国書店員が選んだおすすめコミック2013

<>内は『このマンガがすごい!2013』順位

■1位 暗殺教室
松井優征/集英社
暗殺教室 2 (ジャンプコミックス)暗殺教室 2 (ジャンプコミックス)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2012-12-28


■2位 テラフォーマーズ
原作:貴家悠,作画:橘賢一/集英社<オトコ編1位>
テラフォーマーズ 3 (ヤングジャンプコミックス)テラフォーマーズ 3 (ヤングジャンプコミックス)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2012-11-19


■3位 月刊少女野崎くん
椿いづみ/スクウェア・エニックス
月刊少女野崎くん(2) (ガンガンコミックスONLINE)月刊少女野崎くん(2) (ガンガンコミックスONLINE)
価格:¥ 500(税込)
発売日:2012-11-22


■4位 ハイキュー!!
古舘春一/集英社<オトコ編4位>
ハイキュー!! 4 (ジャンプコミックス)ハイキュー!! 4 (ジャンプコミックス)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2013-01-04


■5位 俺物語!!
作画:アルコ,原作:河原和音/集英社<オンナ編1位>
俺物語!! 2 (マーガレットコミックス)俺物語!! 2 (マーガレットコミックス)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2012-08-24


■6位 いとしのムーコ
みずしな孝之/講談社
いとしのムーコ(2) (イブニングKC)いとしのムーコ(2) (イブニングKC)
価格:¥ 590(税込)
発売日:2012-09-21


■7位 ボールルームへようこそ
竹内友/講談社<オトコ編9位>
ボールルームへようこそ(3) (講談社コミックス月刊マガジン)ボールルームへようこそ(3) (講談社コミックス月刊マガジン)
価格:¥ 450(税込)
発売日:2012-11-16


■8位 MIX
あだち充/小学館
MIX 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)MIX 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
価格:¥ 480(税込)
発売日:2012-10-12


■9位 ワンパンマン
作画:村田雄介,原作:ONE/集英社
ワンパンマン 2 (ジャンプコミックス)ワンパンマン 2 (ジャンプコミックス)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2012-12-04


■10位 軍靴のバルツァー
中島三千恒/新潮社<オトコ編37位>
軍靴のバルツァー 4 (バンチコミックス)軍靴のバルツァー 4 (バンチコミックス)
価格:¥ 580(税込)
発売日:2012-12-08


■11位 きょうは会社休みます。
藤村真理/集英社<オンナ編3位>
きょうは会社休みます。 2 (マーガレットコミックス)きょうは会社休みます。 2 (マーガレットコミックス)
価格:¥ 440(税込)
発売日:2012-08-24


■12位 式の前日
穂積/小学館<オンナ編2位>
式の前日 (フラワーコミックス)式の前日 (フラワーコミックス)
価格:¥ 450(税込)
発売日:2012-09-10


■13位 神さまの言うとおり
作画:藤村緋二,原作:金城宗幸/講談社
神さまの言うとおり(5) (講談社コミックス)神さまの言うとおり(5) (講談社コミックス)
価格:¥ 450(税込)
発売日:2012-12-07


■14位 ぽちゃまに
平間要/白泉社
ぽちゃまに 1 (花とゆめCOMICS)ぽちゃまに 1 (花とゆめCOMICS)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2012-10-19


■15位 図書館の主
篠原ウミハル/芳文社
図書館の主 4 (芳文社)図書館の主 4 (芳文社)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2012-12-14





初めて聞いたタイトルは『ワンパンマン』『ぽちゃまに』くらいだが、読んだことがあるのは『MIX』だけと残念な感じ。半分くらいは読んでみたいのだが……。


ぬる~く二垢ソロの道 #FF11

2013年02月05日 20時21分25秒 | FF11
二垢でプレイするようになって以来、これまでウィンダスミッション、アトルガンミッション、アルタナミッションを二垢ソロでクリアし、今回プロマシアミッションをクリアした。(ジラートは空行けるところで止まっている)

Lv75時代のミッションなので、Lv99ならソロでのクリアも余裕なので、二垢ソロなんて珍しくもなんともないのだが、感想などを。

今回の復帰後、プロマシアミッションは「ふたつの道」の途中からの再開だった。実装当時はレベル制限があり、その難易度の高さは「絆ブレイカー」と称されたが、レベル制限が解除されてからはLv75でも楽に進行できる難易度になっている。ただし、レベル制限のない「武士道とは」以降はそれなりの難易度ではあるが。

テレポ以外にも様々な移動手段が充実したヴァナ・ディールではあるが、それでもミッション進行にとって移動の手間がいちばん大変だった。戦闘がなければ、メインを詩人にしてチョコボのマズルカを使うことが多かった。二垢の方もマズルカのために詩人のレベルを上げようかと真剣に思ったけど。

戦闘で使う機会が多かったのは、青魔道士。二垢は白で、終盤はこの組み合わせばかりとなった。青魔道士は瞬発力があってBF戦向き。スタンが多用できるのも有利。基本的に格下に圧倒的に強いジョブで、同格まではいいが、格上には急激に弱くなるタイプ。プロマシアミッションでは、「武士道とは」で削るペースが遅くて特殊技による強制敗北を喰らったほかは失敗なくクリアした。再戦ではMPを気にせずに青魔法を多用すれば楽に終わったのだが……。

他のミッションにも言えることだが、実装直後にクリアしたときはじっくりとムービーを見たりする余裕がなく、会話も飛ばしがち。ソロだとのんびりとムービーを見ていられるのは良かった(ただアルタナミッションはムービーが長すぎてイライラすることもあったが)。

何度か失敗したBF戦なども過去にあったが、いちばん苦労したのはウィンダスミッションの最終戦だった。NPCのアジド・マルジドを死なせないように2体の敵と戦うというもの。PCは少々の攻撃を受けても平気だが、NPCはあっさりと死ぬ。まだ二垢での戦闘に慣れていない時期でもあったので、タゲ管理や操作の切り替えに手間取った。

護衛が必要な戦闘は、NPCと二垢両方に気を配る必要があるため失敗するケースが多い。過去サンドリア連続クエスト「雪原を朱に染めて」でもエグセニミルを守るのに苦労した。青魔道士だと、NPCのHP回復が出来ないことに戦闘中に気付いたなんてことも。

オーラ修正前であれば、オーラ+アタッカーでもたいていのBF戦はクリアできそうだが、複数の敵相手では思いがけないことが起きやすい。装備や準備をしっかり整えておけば問題ないだろうが、その辺が「ぬる~い」プレイスタイルだったりするので、二垢に至ってはAF3すらまだまったくない状態。メインの方もステータス系メイジャン武器さえほとんどないので、洒落にならない状態だったりする。

プロマシアミッションクリアを果たしたので、世界クエを受けるためにジラートミッションクリアを目指そうかと思っている。「神威」は獣ソロが可能だが、装備がなあ……。五戦士魔法陣を用意するのも面倒なんで、アーク・エンジェルと個別に戦った方が楽そうではあるのだけど。


2013.02.04 つぶやきし言の葉

2013年02月05日 02時19分33秒 | Twitter



体罰を文化なんて言う人は北朝鮮にでも行って欲しい。まあ向こうでも迷惑がられるだけだろうけどw






フラッコがフラッコであり続けて、停電に勝利した、ってSBやねw #nfljapan






ゴール前でキャパニックにパス投げさせた時点で終わった感じ(´・ω・`) #nfljapan






なんでツーミニッツ入ってからパスにこだわったのか・・・謎だなあ(ー∇ー;) #nfljapan






キャパニックがレッドゾーンでパス投げるとボルチモアは楽でしょ #nfljapan






5点差なのでTD取ったら2ポイント狙うのがセオリー。 #nfljapan






ボルチモアなんでタイムアウト取らないの? #nfljapan






うーん・・・TD取ると時間残し過ぎるよ・・・これだと #nfljapan






SF、ここでチャレンジ。まあタイムアウト代わりって感じだけど #nfljapan






スーパーボウルは特に勝つと負けるで天と地ほどの差があるしねえ・・・ #nfljapan






レイトヒットくさかったが・・・フラッグ出なかったかw






ボルチモアの工作員、次の停電の準備しとかないと!w






SFは自らのモメンタムを・・・と思ったらボルチモア反則とかw いまだモメンタムはSF! #nfljapan






ライスまたやっちゃったかw #nfljapan







ラッシュくらったらフラフラしてたフラッコが見違えるQBになったなあ・・・今後は知らないけどw #nfljapan






流れ変わりそうにないなw #nfljapan






停電がはやるとかなんなの?w<昨日のフルアム対マンUでもあったしね






現地実況があだになったなw #nfljapan






あまりのSFの不甲斐なさに照明が切れた・・・ #nfljapan






スーパーボウル終了!って感じだな(ー∇ー;) #nfljapan






素晴らしいハーフタイムショーであることは認めるが、アメリカエンタメ礼賛ばかりのTLには気持ち悪さを感じるw






アスミスの「想い出作り」の登場があるのかどうかが後半の注目点(ぉ #nfljapan






ですねー。今期のボルチモアも一時期攻撃ひどかったですしねーw RT @ken2754: @bandymooc NYG vs NEがそんな感じだったよね。イーライとフラッコがかぶる。






最近のスーパーボウルは、そのシーズン最も強いチームが勝つというよりもポストシーズンに調子が良いチームが勝つ傾向が強いけど、今回もそんな感じになってきたね・・・(ー∇ー;) #nfljapan






日曜の読売読書欄で、デュ・ソートイの『数字の国のミステリー』 http://t.co/VWkBaIOq が紹介されていて、読んでみたくなった。『シンメトリーの地図帳』も読んでないんだけどさ。







2013.02.02 つぶやきし言の葉

2013年02月03日 02時20分07秒 | Twitter



二垢のプロミ「決別の前」から「選ばれし死」まで終了。疲れた。あとは「天使たちの抗い」と「暁」。でも、かなりめんどくさい・・・(ー∇ー;)






Twitterからのメールはいつ見ても迷惑メールと間違える・・・






アンジがウィリアン獲得を発表 - http://t.co/tjlUpO4U http://t.co/gk52hbzV / これだけの金を出せるところは限られているしねえ・・・(ー∇ー;)






学者かわいすぎ!って言われるほど、もっといろんなスカートを追加して欲しいものだ・・・♂キャラはもう削除でw






力士めだちすぎ!修正して!!! RT @marukinX: @bandymooc 力士つよすぎ!!!






サービス開始から10年以上経っても、あのジョブ強すぎの怨嗟の声が #FF11 のすべてなんだよねえ・・・






ブログの記事1本書くのに3時間以上とか時間掛け過ぎだな(´Д⊂








2013年1月に読んだ本

2013年02月02日 01時44分33秒 | 本と雑誌
2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3705ページ
ナイス数:100ナイス

無花果とムーン無花果とムーン感想
主人公がバカで愚かでワガママで、でも、身近な人の死という衝撃を受け入れることはキレイゴトなんかじゃなく、等身大の姿で描いてみせた作品。オロオロするばかりだった父親や兄貴の視点で読んでしまった。ある意味、月夜は理解の対岸にいる感じだし。だからこそドキドキして読めたわけだけど。(☆☆☆☆☆☆)
読了日:1月4日 著者:桜庭 一樹
夏服パースペクティヴ (樋口真由“消失”シリーズ)夏服パースペクティヴ (樋口真由“消失”シリーズ)感想
エンタテイメントにとって過剰さは売りではあるけど、この作品の場合刺激的な演出は書き手の空回りというか痛々しさに繋がっているように感じてしまう。前作同様の叙述ミステリの部分や、リアルと虚構の構図は非常に上手いだけに、キャラクターが致命的に借り物っぽいところなどの欠点が際立ってしまう。惜しい気はするけど、次回作が出たら手に取ろうと思う惜しさじゃない感じだね。(☆☆☆☆)
読了日:1月4日 著者:長沢 樹
マツリカ・マジョルカマツリカ・マジョルカ感想
微妙。キャラクターの造型が悪くないだけに、よりそう感じてしまう。現実離れした設定を使うのはいいけど、もう少しそれを演出でどうにかできなかったものか。あと、「さよならメランコリア」の謎の伏線があまりにも見え見え。日常の謎系ミステリと呼ぶには全体にミステリ色が弱すぎ。かといって「青春」の部分は手垢が付き過ぎて読む価値があるとも思えないし。ラノベ的な割り切りがあった方が良かったかもしれないが・・・。なんにせよ微妙。(☆☆☆)
読了日:1月11日 著者:相沢 沙呼
青空の卵 (CRIME CLUB)青空の卵 (CRIME CLUB)感想
文章は悪くないが、いろいろと青臭さや生硬な感じが至る所で感じられた。『和菓子のアン』の肩の力の抜けた感覚に達するまでには時間が掛かるのだろう。シリーズ続編を読みたいかというと、なかなか悩ましいところ。日常の謎は好きなんだけど、ミステリとしての提示の仕方が巧くないんだよね。(☆☆☆)
読了日:1月11日 著者:坂木 司
まもなく電車が出現します (創元推理文庫)まもなく電車が出現します (創元推理文庫)感想
どんどんハーレム化しているんですけど(笑)。著者は女性不信かなにか?って気も。短編だからというわけでもないが、伊神さんが簡単に謎を解き過ぎ。もう少し捻りが欲しいところ。「嫁と竜の~」のようなアイディアものは良い感じだったけどね。(☆☆☆☆☆☆)
読了日:1月12日 著者:似鳥 鶏
いわゆる天使の文化祭 (創元推理文庫)いわゆる天使の文化祭 (創元推理文庫)感想
ミステリとしては悪くないんだろうけど、トリックのために日常の謎的な面白さが失われてしまった。再読すれば印象が変わるかもしれないが、第二章あたりで投げ出そうかと思ったくらいだ。伊神さんが万能すぎて、いかにして伊神さんの登場を遅らせるかとなってしまっているし。視点移動を使ってまでこのシリーズで書く内容だったのかは激しく疑問。(☆☆☆)
読了日:1月15日 著者:似鳥 鶏
浜村渚の計算ノート (講談社Birth)浜村渚の計算ノート (講談社Birth)感想
数学をないがしろにする国なんて滅びていいよね、私も黒い三角定規に何を措いても参加するよ!って感じなんですけど(笑)。ジュブナイル・ミステリ風の連作短編。『ちごうた計算』はまずまずの出来。ただフィボナッチ数列だともろに『数学ガール』を思い出してしまうわけだけど(苦笑)。(☆☆☆)
読了日:1月17日 著者:青柳 碧人
職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)職業としてのAV女優 (幻冬舎新書)感想
たいへん興味深く読んだ。金に関してかなり具体的な数字が書かれていてリアリティがある。悲惨な歴史の末に現在はかなりクリーンな業界へと変貌を遂げていることや、数多くのAV女優志願者がいること、成功しているごく一部を除くと決して稼げる職業ではなくなったということ、承認欲求等の理由からそれでも続けたいと願う人たちがいること、などなど。性産業とセーフティネットの関連性など更に踏み込んだものが読みたくなる。(☆☆☆☆☆☆)
読了日:1月17日 著者:中村 淳彦
とっさの方言 (ポプラ文庫)とっさの方言 (ポプラ文庫)感想
東京に出て来て何年。方言を話さなくなったけど~って話より、子供の頃の体験談の方が平均して面白いと感じた。あと、方言と認識されずに使っている言葉というのは興味がある。知られていないだけで相当あるはず。執筆陣が豪華で、巧い人は巧いね。(☆☆☆☆)
読了日:1月18日 著者:小路幸也,大崎善生
聴き屋の芸術学部祭 (ミステリ・フロンティア)聴き屋の芸術学部祭 (ミステリ・フロンティア)感想
文章は巧みだし、キャラ立ても上手い。トリックも悪くないのだけど、メリハリに欠ける。ミステリは、もったいをつけたり、ケレンを散りばめてこそ盛り上がるもの。もっと面白くなりそうなだけにもったいないと感じる。日常の謎かユーモアミステリかその辺りもはっきりした方が良かったような。惜しいなあ。(☆☆☆☆☆)
読了日:1月19日 著者:市井 豊
家庭料理の近代 (歴史文化ライブラリー)家庭料理の近代 (歴史文化ライブラリー)感想
社会階層や地域性が今よりもはるかに大きい明治・大正期だけに、女学校や料理教室、料理書、婦人向け雑誌だけでは全体像を捉えるのは難しく感じた。新しい食材に関しては流通量のデータなど経済学的側面がもっと欲しい。男女分業の意識の徹底や良妻賢母思想の誕生など幕末から明治期にかけての日常生活への見方の変化と、この本に記されている研究成果がどのようにリンクしていくのか。明治期の暮らしも今では想像できないものになったのだと強く感じた。(☆☆☆☆)
読了日:1月29日 著者:江原 絢子
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5 (講談社ラノベ文庫)アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5 (講談社ラノベ文庫)感想
ヌルさや浅さも含めて「軽小説」としてよく出来ている。ただラノベであっても一人称はつまんないよなあと再認識。ミュセル視点は面白かったけど、同じ手は使えないだろうし。ロイクとロミルダでもってるような感じになってきただけに、もうちょいテコ入れが欲しいような・・・。(☆☆☆☆☆☆)
読了日:1月31日 著者:榊 一郎

読書メーター




12冊。ノルマには達したものの、もう少し読みたかったという思いは残る。

「日常の謎」は、元祖とも言える「円紫さん」シリーズにおいて、時間経過とエピソード主体による主人公の成長を描くというスタイルを打ち出したため、後続作品の多くがそのスタイルを追随している。
これはコミック・アニメにおける「空気系」のスタイルと近い(中心人物としての主人公の存在が大きく異なるが)。どちらにとっても大切なことは、キャラクターの立て方であったり、魅力的な日常会話のやりとりであったりする。

『マツリカ・マジョルカ』はミステリ色が弱い点は大きな問題ではない。キャラクターの立て方も悪くなかった。ただキャラクターの関係性が主人公とヒロインのマツリカだけといった感じで、広がりを欠いた。シチュエーションも突飛過ぎてもうひとつ。

『青空の卵』はキャラクターの魅力不足に感じた。全体に説明口調が多く、感想にも書いたように硬さが際立っている印象だ。ミステリ部分よりも日常こそが肝だと思うだけに、読んでいて辛いものがあった。

『まもなく電車が出現します』はシリーズ4冊目で、連作短編というより、普通の短編集のおもむき。著者の最大の魅力は畳み掛けるような展開だと思うので、その点では物足りなさがあった。しかし、キャラクターはよくできているし、会話の楽しさは素晴らしい出来。

『いわゆる天使の文化祭』はシリーズ5冊目。長編で、初めての視点切り替えもあり。ミステリとしては頑張っていると分かるのだが、日常の謎としては楽しみが半減している印象を受けた。天使のネタは面白いだけに、別の展開が見たかった。

『聴き屋の芸術学部祭』は連作短編だが、日常の謎と殺人事件がごちゃまぜとなっている。キャラクターはたいへん素晴らしく、日常の謎として一貫してくれれば相当な作品となっていたかもしれない。今後に期待の作家と言える。

以前、『放課後探偵団』というアンソロジーを読んだ。相沢沙呼、市井豊、鵜林伸也、梓崎優、似鳥鶏の5人が書いている。梓崎優はその直前に『叫びと祈り』を読んでいた。鵜林伸也はいまだ本は出ていない。
相沢沙呼、市井豊、似鳥鶏の3人は自身の「日常の謎」のシリーズから短編を掲載している。しかし、アンソロジーを読んだ時はまだ作品は読んでいなかったので、もうひとつといった印象だった。シリーズを読んだ今なら違った感想になるだろう。近いうちに読み返したいと思っているのだが……。

残るミステリ。

『夏服パースペクティヴ』は著者のデビュー作『消失グラデーション』より時間的には前の話となっている。刺激的な素材をふんだんに織り交ぜながら密度の濃いサスペンス風のミステリが展開するのは前作同様。ただ痛々しい感じがしてしまうのが困ったところで、そういう作風なんだろうけど、もう少しなんとかならないものか。

『浜村渚の計算ノート』はユーモアミステリといった感じだが、子供だましに近い印象だった。『数学ガール』と比ぶべくもないのは分かっていても、それでも比べてしまうわけで。困ったものだ。

その他。

『無花果とムーン』は読書メーターのコメント見ていると賛否両論というかやや否定派が多い感じ。ただ桜庭一樹の読み方としては、ストーリー性ではなくシーンごとのエピソードの魅力が売りだと思うので、十分に楽しめる作品だった。ファンタジーだけど心は地に足がついているしね。

『とっさの方言』でいちばん印象に残ったのは「さきっぽだけ」(違。それはともかく、執筆陣が豪華なので一読の価値はあるかも。

『家庭料理の近代』は以前読んだ『きょうも料理』とも重なるものだが、歴史学的内容。正確だが堅いのは仕方ないとしても、もう少し踏み込んだ見方を示して欲しかった。西洋料理の普及の話よりも、女性が料理する意味や価値について押さえておかなければ内容が薄いものとなってしまう。例えばそれぞれの社会階層ごとにどれだけ主婦が家事に時間を割いていたのかといったデータとかないのだろうか。

『職業としてのAV女優』は1月に読んだ本の中で最も読み応えがあった作品。一昔前のAV業界から様変わりした話や、女性の意識の変化などとても興味深かった。日本は宗教的な戒律があまりないので性風俗は時代の影響を受けやすい。もともと性に開放的な国民性だったが、明治期以降は意識も大きく変化した。
先日Twitterで、「日本は「えっちな情報は18歳未満はNG」だけど「セックスは18歳で経験済みじゃないと人格に問題」(以下略)」なんてコメントを見かけたけど、意識の変化を定量化して歴史的変遷として比較することができたら面白そうなんだけど。
経済学的アプローチが効果的なんだけど、いまネットで見たら風俗産業の規模は出典が一冊の本だけで、どうも怪しい(苦笑)。一方、一般人の意識の部分はフィクションに投影されやすいとされるが、今はジャンルごとに細分化してしまっているしね。
この本のようにひとつの業界に絞って金銭を中心に説明されるとかなり説得力がある。もちろん、あくまでも一面的な見方に過ぎないけど。ただこういう話が表に出て来ない世界だしねえ。

『アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5』は主人公視点とヒロインのミュセル視点が交互に表示される形式になっている。これまで主人公の一人称でずっと進行していたが、ストーリー的にそれでは話が進まないため変更された。『いわゆる天使の文化祭』はそれで作品の魅力が損なわれたが、この作品はさすがに手慣れた仕事という感じ。
ただ、やはり一人称オンリーだとどうしてもストーリーが限定されてしまう。「小市民」シリーズでごく一部だけ三人称になったりと、結構みっともない構成があった。日常の謎も一人称形式が多い。
ライトノベルでも、『フルメタル・パニック』や『スクラップド・プリンセス』など三人称の作品はいくらでもある。ただ最近は一人称が多い印象を受けている。『涼宮ハルヒ』のように独特の書き回しであればともかく、漫然と一人称という作品も少なくないように感じる。『れでぃ×ばと』や『ベン・トー』では視点を変えたり人称を変えたりする試み(というか仕方なくの場合も多いが)があった。
『マリア様がみてる』はほぼ三人称で通していて、神視点ではなく一元視点方式となっている。作品によっては視点の切り替えが多く、非常に効果的に利用しているケースもある。視点によって地の文でのキャラクターの呼び方が変わったりするのも面白い。
一人称の作品がアニメ化などですっきりするのは視点が変わる影響も大きい。映像的・ドラマ的に見せるという意味でも三人称の方が秀でていると言える。一人称は主人公に共感できるかどうかによって作品への入り込みに違いが出る。そして、ライトノベルで共感できるケースは非常にマレだったりする。その点でも三人称の方がありがたいように思う。

2012年に読んだ本
2011年に読んだ本




2013年1月に読んだコミック

『恋愛ラボ』7巻(宮原 るり)
『大東京トイボックス』1-9巻(うめ)
『らいか・デイズ』15巻(むんこ)
『みなみけ』10巻(桜場 コハル)
『はじめの一歩』102巻(森川 ジョージ)
『グラゼニ』7-8巻(アダチ ケイジ)
『銀の匙 Silver Spoon』6巻(荒川 弘)
『侵略!イカ娘』13巻(安部 真弘)
『みそララ』6巻(宮原 るり)
『鬼灯の冷徹』6巻(江口 夏実)
『じょしらく』3巻(ヤス)

計20冊。どれも素晴らしい。特に宮原るり。いちばん好きな漫画家と言い切れるほど。『みそララ』は6巻読んだ後に1巻から読み直したしね(笑)。

前作『東京トイボックス』を読んでいるので新作とは言えないが、語るべきは『大東京トイボックス』だろう。
上下巻で終わった『東京トイボックス』と異なり長期連載前提でストーリーを作ったため敵を外部に置く手法を取っている(業界内・企業内ではあるが論理として外部)。この手法が成功するかどうかは終わってみての判断となるだろう。ゲームファンにとって必読のマンガなだけに成功して欲しいところだ。


2013.01.31 つぶやきし言の葉

2013年02月01日 02時20分03秒 | Twitter



@co_boze ドロップ3倍くらいなら嬉しいかとw






今更、経験値2倍って・・・(ー∇ー;) RT @FFXI_JP: また「アドゥリンの魔境」の発売を記念して、初の試みとなる「経験値2倍キャンペーン」を実施予定です! 詳細はこちら http://t.co/DMC6JXbg #FF11






【アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5 (講談社ラノベ文庫)/榊 一郎】ヌルさや浅さも含めて「軽小説」としてよく出来ている。ただラノベであっても一人称はつまんないよなあと再認識。ミュセル視点は面... →http://t.co/XZb0Ypgm #bookmeter






【アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5 (講談社ラノベ文庫)/榊 一郎】を読んだ本に追加 →http://t.co/bOkasNTL #bookmeter






【本棚登録】『じょしらく(3) (ワイドKC)』ヤス http://t.co/scSKWxjU #booklog