奇想庵@goo

Sports, Games, News and Entertainments

Sleipnir

2005年11月19日 16時19分18秒 | デジタル・インターネット

タブブラウザ Sleipnir 公式ページ(上級者向け)


タグブラウザの「Sleipnir」バージョン2.00正式版が先月公開され、最近導入した(現在はバージョン2.10)。IEからSleipnirにメインのブラウザを変えたのはもう4年ほど前だろうか。すぐに気に入って、もうIEには戻れない体になった(笑)。旧バージョンの1.66から大きく変更された待望の2.00だったが、いくつか1.66から引き継がれなかった要素があり、そのあたりはちょっと辛いところ。それでも2.00導入後はこちらばかり使っているが・・・。

他のタグブラウザを使った経験はあまりないので、他よりすぐれているとは断言しないが、IEユーザーであれば乗り換えをお薦めしたい。普通に使う分には、カスタマイズせずとも十分に使いやすいブラウザだからだ。タグブラウザの魅力は何よりも複数のページを見る時に便利だが、ブログを書くときも調べやすくて非常に重宝する。もちろん、カスタマイズ要素はIEを大きく上回るので使い勝手の向上も容易。
ただ1.66を使い慣れた身としては、特にツールバーの縦置きが出来ないのがちょっと不便な感じ。今後のバージョンアップで導入して欲しいところだ。それ以外はほぼ満足。まあ使いこなせているわけじゃないけど。


TV観戦三昧

2005年11月12日 21時51分13秒 | スポーツ
今日は昼からロッテ―中国選抜戦。2時から東京V―C大阪戦。4時からはG大阪―浦和戦をメインに、鹿島―FC東京、千葉―磐田を。7時から興農―サムスン戦(観戦中)。

アジアシリーズはなかなか楽しくて注目している。千葉ロッテは初戦、2戦目といい戦いを見せたが、今日は若手主体で格下の中国相手にかなり苦戦。すでに決勝進出を決めているので余裕があったが、フランコ、ベニーの二人以外はレギュラーを休ませ、代わりに出場したメンバーは折角の舞台でいい結果を残せなかった。試合は緊急登板となった小宮山の好投と、チャンスでのベニーの好打で3-1の勝利。今日休んだ選手たちが明日どんな働きを見せるのかが興味深いところだ。

Jリーグはシーズン終盤になって、大阪勢が好調だから見出したが(笑)、ここにきて少しその調子に翳りが。セレッソはもともと一番好きなチームだが、前節の鹿島戦ではスコアレスドロー。相手の退場で数的有利ができたのに西沢がお粗末なプレーでイエロー2枚で退場。曽ヶ端の好守にも阻まれ、相性のいい鹿島に引き分けて4位に後退。連勝が止まり、出場停止や負傷者も増えた今節の相手は東京V。降格圏内で絶対に勝ちたい意欲に溢れているチーム。試合はヴェルディ優勢で終始。セレッソは得意のサイド攻撃が完全に不発。ヴェルディの中盤のパスワークに翻弄され、攻撃が組み立てられない。GKが当たっていたのでかろうじてヴェルディにゴールを割らせなかったが、何度も決定機を作られた。後半の中頃には2枚目のイエローカードで布部が退場し、セレッソは数的不利に。運動量も落ち気味で、守るだけで手一杯な様子。引き分けでは優勝争いから大きく後退するのは目に見えているだけに、なんとか点を取って欲しいところだが、中盤の押し上げも物足りず、このままドローかはたまたヴェルディに勝利を与えるかと思った終了間際。ペナルティエリア近くからのFKを直接古橋が決めて決勝点。執念の勝利と言いたいところだが、どちらかと言うと棚ぼたで勝ちを拾った感じ。もちろん、こうしたラッキーがもしかしたらという期待に繋がっていったりもするのだが。

ガンバは鹿島戦のドローあたりからちょっと不安を感じていたが、ここにきて大分、FC東京に連敗。ナビスコ杯決勝もスコアレスでPK戦負け。天皇杯も格下相手にかろうじてPK戦勝利。明らかに調子が落ちている。特に大黒が決定機を外しまくり。宮本の負傷など不安要素の多いまま迎えた3位の浦和戦。案の定、浦和ペースで試合がスタート。それでもしぶとく守るうちにチャンスは巡ってくる。フェルナンジーニョが上手い切り返しからゴールを決めて先制。一方その頃、鹿島はFC東京相手に先制点を奪い、更に猛攻をかけていた。千葉は磐田相手に2点を奪って優位に試合を運ぶ。前半終了間際、FC東京今野の奇跡的なシュートが決まり同点に。
後半に入っても浦和の攻勢が繰り返された。このまま逃げ切るのはほぼ不可能と誰しも感じていた。千葉は磐田に続けざまに失点し追いつかれ、鹿島も決定的な場面でもシュートを決められず、ずるずると時間を消費した。ガンバはトゥーリオが上がりっぱなしの隙を突いてアラウージョが2点目のゴール。これで勝負あったかと思ったが、すぐにFKから浦和がゴールを挙げ1点差に戻す。更なる猛攻にも守備陣が集中を切らさず、なんとか2-1で逃げ切った。一方、ガンバを追う鹿島と千葉は同点で終わり、ガンバは2位鹿島との勝ち点差を3に広げた。
他の地域はともかく、関西ではさっぱり盛り上がりのないJリーグ。1試合平均の観客動員などでは既にプロ野球ともいい勝負をしていたりするが、関東圏と地方だけの人気で全国的な人気になってない感じを受ける。もともと関西は野球のみならず様々なスポーツに関心が高く、熱心なファンが多い。関西で盛り上がらずJリーグの成功はない。だから、だから、だから、鹿島よ、負けてくれ(ぉぃ。マジにJリーグ始まってから関西のファンはしらけっぱなしな所もあるから、そろそろ結果を出させるように協会の方でサポートしてくれないと(だからマテ。

夜は注目の興農―サムスン戦。興農の先発が立ち上がりボロボロ。四球、死球、四球でノーアウト満塁から、大きなファールフライを取って犠牲フライ。更に返球が乱れて2点目も。更に犠牲フライでノーヒットで3失点。2回も四球とエラー絡みで失点し、4-0。このままずるずるといくかと見えたが、投手が代わってから好投でリズムを作り、興農は5回に集中打で3点を返した。流れは興農に移ったが、宣監督の巧みな継投で4-3で逃げ切った。1点を争う好勝負でなかなか見応えがあった。明日は千葉ロッテ―サムスンの決勝戦。初戦のように簡単には勝たしてくれないだろう。いい試合を楽しみたいものだ。


スリザーリンク

2005年11月11日 23時17分31秒 | インポート
パズルジャパンには8種類のパズルがあり、毎日3、4問ずつ追加されている。パズル強化期間ということで(笑)、この8種類のパズルを順に紹介しよう。

まず最初は、私が一番好きな「スリザーリンク」。整然と並んだ点と、いくつかの数字からできたパズル。点を線で繋げて、一本の輪っかを作るのが目的。数字はその周囲に引かれる線の数で、0~3までの数字が入っている(4は輪が完結するのでありえない)。
ニコリでは、カックロと並ぶ人気パズルで、過去には畳大のデカビロスリリンなども発売された。どこに線を引くかと同時にどこが線にならないかが鍵となる。

解き方の基本は数字周りとループ。
0の周囲は全てバッテンなのですぐに分かる。3も引きやすい。必ずコの字型になる。0に隣接すれば、残り3方向が線となる。斜めに0があると、0の方向に2本線が引ける。3が隣接すると、己型か5型になるので、三は確定。また真ん中の線から直線に延びることはないのでバッテンが付けられる。3が斜めにあると、接しない方に2本の線が引ける。
1は意外と引きにくい。バッテン二つと接してる点があると、その点に接するところはバッテンになる。・・・って説明しにくいか。2は様々な法則があるが、これを使いこなせると一人前って感じ。2が斜めにずらっと並んでいると、一気に決まることがあってなかなか楽しい。
ループは、全体で一つの輪っかになるというルールからの解き方。小ループが完結してはならないので、中盤以降の基本的な解法となる。小さな問題ならいいが、大きな問題だとループになってるかどうか見るのが大変。難問の場合、内側に色を塗って解くというやり方もあった。
これら以外には、一定のエリア内に繋がった線が何本あるかによる限定の仕方もある。当然奇数だと1本余るので偶数でなければならないからだ。

スリリンは古くから目安の時間が掲載されていたため、ストップウォッチ片手に解くのが普通だった。上級―中級―初級表示の頃は上級並のタイムを出して満足していたが、エキスパートなんてのが出来て唖然とさせられた(笑)。今もなんとか上級並を保っているが、もうワンランク上になりたいものだ。


アニメ第一話インプレッション

2005年11月11日 21時10分31秒 | ガンパレード・オーケストラ
今更ながら、「ガンパレード・オーケストラ」アニメ第1話を鑑賞。
「ガンパレード・マーチ」アニメ版は、ゲームのヒットを受けてのもので、数々の制約があった。既に底の底まで掘り下げられたキャラクターや、謎ハンターによって明かされた大量の設定を、限られた話数で表現できるはずもなく、そのためオリジナル色を強めることになるが、それはゲーム版ファンの心を離れさせる結果に繋がる。結局、駄作に終わったが、仕方なかったと言えよう。
「絢爛舞踏祭」アニメ版は、ゲームよりかなり先行して制作された。制約はなかったものの、作品としての方向性が定まらず、またキャラクターも全く描けないまま終了した。

そして、「ガンパレード・オーケストラ」。第1話は、東京のエリート士官学校を卒業した主人公が、指揮を取る青森の高校に着任し、その初陣の様が描かれた。前線から遠く離れた人々の危機意識の乏しさが明確に描かれ、現実を知る主人公との意識の差が対比として上手く使われた。これは、既にガンパレード・マーチを経験する視聴者の視点を主人公に重ねさせて巧みに感情移入を図ったものだ。
一方で、短い話数で大量のキャラクターをどれだけ描けるのか不安も残る。主人公の中隊長の指揮に従えない(従わない)隊員たち。人間関係こそガンパレシリーズの基本と考えれば、そのあたりを丁寧に作りこんで欲しいところであるが・・・。
とりあえず第1話は予想していたよりは面白かった。今後の展開に注目したい。


「心に残るマンガ、ベストワン」を教えてください

2005年11月06日 14時58分46秒 | アニメ・コミック・ゲーム
OCNの日本応援地図のお題が上記タイトルだったので、マンガ読みの一人としてトラバせずにはいられない(笑)。とはいえ、ベストワンというのは答えられない。1冊に絞ることはハナから不可能だ。そこで、勝手にベストテンとする。順位は付けないが。

まず無条件に該当する作品から。
榛野なな恵『Papa told me』、紫堂恭子『辺境警備』、小花美穂『こどものおもちゃ』、みず谷なおき『人類ネコ科』、江口寿史『ストップ!!ひばりくん!』。
『Papa told me』は、私の考える最も純正なファンタジー。世界にはリアルなだけでは描けないものがたくさんあることを教えてくれる作品だ。
『辺境警備』は異世界ファンタジーの傑作。隊長さんというキャラクターの勝利でもあるが、この作家の場合現実世界よりも異世界の方がリアルに描かれていて、この架空世界への作者の愛を感じる。
『こどものおもちゃ』はアニメも素晴らしいが、原作であるコミック版も高く評価している。重いテーマを「りぼん」で描いたことで、純読者にはどこまで伝わったか分からないが、まっすぐに描き切った作者の姿勢に拍手を贈りたい。それにしても「りぼん」という雑誌の懐の深さには感嘆する。
『人類ネコ科』は、少年漫画界におけるラブコメの完成形。単行本わずか3冊の中にラブコメの全てが込められている。思いっ切りベタな内容なのに読み手を惹きつける魅力に満ち溢れている点が伝え切れなくてもどかしく思えるほどだ。
『ストップ!!ひばりくん!』もラブコメの傑作。ある意味極北だろう。天才江口寿史の魅力が満載だが、究極の美少女ひばりが男であるという倒錯性がより妖しく魅力的にしている。

ここまでは当確。ここからが悩む所。
まず候補を挙げてみよう。

少女マンガから。那須雪絵『ここはグリーン・ウッド』、佐々木倫子『動物のお医者さん』、日渡早紀『ぼくの地球を守って』、田中メカ『お迎えです。』、津田雅美『彼氏彼女の事情』、猫十字社『小さなお茶会』、なるしまゆり『少年魔法士』、水沢めぐみ『姫ちゃんのリボン』、多田かおる『イタズラなKiss』、二ノ宮知子『のだめカンタービレ』、岡野玲子『陰陽師』、にざかな『B.B.Joker』、羅川真里茂『赤ちゃんと僕』、川原泉『銀のロマンティック・・・わはは』、遊知やよみ『福屋堂本舗』、よしながふみ『西洋骨董洋菓子店』、CLAMP『カードキャプターさくら』、渡辺多恵子『はじめちゃんが一番!』。
『ここはグリーン・ウッド』は男子高の寮を舞台にした青春マンガの傑作。『動物のお医者さん』は独特のとぼけた味わいが面白い。『ぼくたま』はSFとしてストーリーの完成度が高く、引き込まれる。『お迎えです。』はキャラクターが魅力的。『カレカノ』は初期の頃はずば抜けて面白かった。『小さなお茶会』は哲学系ファンタジーの古典。『少年魔法士』はSF伝奇オカルトファンタジーとしてストーリーテリングが楽しめる。『姫ちゃんのリボン』は正統的魔法少女とは一線を画すユニークさがある。『イタズラなKiss』は主人公のパワフルさは他の追随を許さない。『のだめカンタービレ』はギャグのキレもあるが、何より音楽(クラシック)への愛に満ち満ちている。『陰陽師』は先ごろ完結したが、平安世界を見事に描き切った。『B.B.Joker』は「LaLa」連載の四コマだが、雑誌に似合わぬギャグが秀逸だった。『赤僕』も現在連載中の『しゃにむにGO』も羅川作品は完成度が高い。川原作品も哲学系ファンタジー色が強いが、その中でも『銀ロマ』はベスト。『福屋堂本舗』は京都らしさが濃厚に描かれていて興味深い。よしなが作品はキャラクター描写が優れているが、『西洋骨董洋菓子店』は万人受けする内容に仕上がっている。『CCさくら』はCLAMP作品にしてはライトなものだが、「なかよし」掲載という制約がむしろ完成度を高めている。『はじめちゃんが一番!』は芸能界を舞台にパワー溢れる作品となっている。

続いて少年マンガ。小畑健/ほったゆみ『ヒカルの碁』、車田正美『リングにかけろ』、井上雄彦『SLAM DUNK』、鳥山明『ドラゴンボール』、えだまつかつゆき『フォーエバー神児くん』、ゆうきまさみ『究極超人あ~る』、ゆうきまさみ『機動警察パトレイバー』、椎名高志『GS美神極楽大作戦』、高橋留美子『めぞん一刻』、あだち充『タッチ』、みやたけし『はしれ走』、河合克敏『帯をギュッとね!』、浦沢直樹『MASTERキートン』、塀内夏子『Jドリーム』、藤島康介『ああっ女神さまっ』、木尾士目『げんしけん』、渡辺道明『ハーメルンのバイオリン弾き』、ハロルド作石『ストッパー毒島』、高橋葉介『学校怪談』、飯森広一『レース鳩0777』、手塚治虫『BLACK JACK』、つのだじろう『恐怖新聞』、水島新司『ドカベン』、三浦建太郎『ベルセルク』、あずまきよひこ『あずまんが大王』、真鍋譲治『カプリコン』、島田ひろかず『りてーくぐらふぃてぃ』、たがみよしひさ『ファイター』、余湖裕輝/田畑由秋『コミックマスターJ』、細野不二彦『ギャラリーフェイク』、森真理『ラジカル庭球団』、藤子・F・不二雄『ドラえもん』、諸星大二郎『暗黒神話』、士郎正宗『ドミニオン』、永井豪『デビルマン』。
『ヒカ碁』は演出が独創的。『リンかけ』は馬鹿馬鹿しく熱い。『スラダン』はリアルに熱い。『ドラゴンボール』は天下一武道会頃がいちばん面白かった。『フォーエバー神児くん』は野球(パリーグ)への愛が感じられる。ゆうき2作品、完成度の高い『パトレイバー』もいいが、『あ~る』のノリも捨てがたい。『GS美神極楽大作戦』はギャグとSFへのオマージュが融合している。高橋留美子はどれも面白いが、『めぞん一刻』の五代くんの情けないっぷりがいい味出ている。『タッチ』は連載当時はもの凄く引き込まれていた。『はしれ走』はサッカーマンガ初期の傑作。『帯ギュッ』はライトな柔道マンガで、今読み直したい気分が高まっている。浦沢直樹は短い方が好きなので、『MASTERキートン』がマイベスト。『Jドリーム』は心理描写に優れたサッカーマンガ。『ああっ女神さまっ』はハーレム系ないかにもなマンガだが、どんどん洗練されて完成度を高めている。『げんしけん』はおたくの日常を描き切った(笑)。『ハーメルンのバイオリン弾き』はギャグとシリアスの融合が魅力。『ストッパー毒島』は最もパリーグが熱かった時代を描いている。『学校怪談』はストーリー編になって非常に面白くなった。『レース鳩0777』は古い作品だが、動物マンガの飯森の代表作。神様手塚のマイベストは『BLACK JACK』。『恐怖新聞』はオカルトマンガの名作。『ドカベン』は初めて野球マンガに論理を持ち込んだ記念碑的作品。『ベルセルク』は異世界ファンタジーとして最も魂を描いている。『あずまんが大王』は独特の感性が琴線に触れる。真鍋は『あうとらんだーず』や『キャラバンキッド』なども好きだが、完成度で『カプリコン』を選出。島田ひろかずはファンタジーものを得意にしているが、アニメーターを描いた『りてーくぐらふぃてぃ』がいちばん面白い。たがみも数々の作品を残しているが、未完の『ファイター』がマイベスト。『コミックマスターJ』は馬鹿馬鹿しくも熱いマンガ界のマンガ。細野は『さすがの猿飛』『ママ』も好きだが、『ギャラリーフェイク』はストーリーは平凡だが美術への造詣が面白い。『ラジカル庭球団』は森真理らしいとぼけた味わいが引き立っている。『ドラえもん』は言わずもがな。『暗黒神話』は伝奇マンガとしてずば抜けて面白い。『ドミニオン』は『攻殻機動隊』より大阪っぽさ分好き。コミック版『デビルマン』はマンガ史上に残る傑作の名に相応しい。

というわけで、残る5作品だが、那須雪絵『ここはグリーン・ウッド』、小畑健/ほったゆみ『ヒカルの碁』、三浦建太郎『ベルセルク』、ゆうきまさみ『究極超人あ~る』、あずまきよひこ『あずまんが大王』を挙げよう。多分に今の気分に拠るのだけどね。漏れた作品、漏らした作品等あるけど、現時点のでの私のベストテンはかくの如くというわけです。


ニコリ

2005年11月05日 19時10分53秒 | アート・文化
FFXIを始めてから、マンガを読まなくなり、テレビ番組を見なくなり、他のゲームをしなくなった。NFLを除くと、余暇の時間のほぼ全てをヴァナ・ディールに注ぎ込んでいたわけで、いかにもな「廃」っぷりだった。もちろんそれだけ心血を注ぎたくなるゲームだったのは間違いない。

で、FFXIの影響で先に挙げた以外にも足が遠のいたコトがある。それがパズルだ。
古くは「パズラー」誌初期からかなりやり込んでいたのだが、「ニコリ」と出会って、更に深くパズルにハマった。特にスリザーリンクが好きで、同じペンパ本を何冊も買い込んだり、パズル・ザ・ジャイアントも2冊は最低買っていた。しかし、当然ながらパズルは解くのにけっこう時間が掛かる。もちろんそれが至福の時間なのだが、FFXIとの両立はできず、パズルから離れてしまっていた。
そして、先日久々にニコリのサイトを訪ねると、見違えるほどちゃんとしてて(笑)、更にそこで「パズルジャパン」の存在を知った。半月ほど前に読売新聞で「数独」の話題が取り上げられ、そのときニコリの名前を見かけて、頑張ってるんだと懐かしく思った。ニコリはパズル専門の出版社で、雑誌等は通常の取次ぎルートには乗らないため、取り扱う書店もわずか。なので、積極的に探そうとしないと目に留まらないままになってしまう。サイトを見て相も変らぬパズルに一意専心っぷりにホッと安心。
一方、パズルジャパンは初めて知ったのだが、ニコリのパズルが遊べる会員制のサイト。ニコリのあのペンシルパズルがJavaアプレットで気軽に楽しめる!というだけでも、おおっ!!!っと驚きだったが、実際にパズルをやってみて速攻で入会しようと思い立った。非常に使いやすいし、何よりあの懐かしいニコリのパズルに再び出会えたから。

入会してパズルを解くと、どうしてもタイムが気になる。早解きが全てって訳じゃないけど、やはりタイムが出ると一秒でも早く解きたくなる。しかし、他の人と比べるとタイムが遅い・・・。まだPCでの操作に慣れてないこと、数年のブランクのあること、これらが影響しているのは間違いないが、それ以上に、やはり、それは、ろ、ろ、蝋化(違、老化なのか!!!ピチピチの10代過ぎれば脳味噌は腐っていくって聞くけどやっぱり昔より反応鈍いっぽい。ニコリのパズルはクロスワードを除けば基本的にロジックのみで解くものだけど、昔は考えるより感じるだけで論理を見切っていたのに。それはオオゲサだけど、頭の回転が衰えてるのかなぁと思うことしきり。秋の夜長、リハビリがてらパズルを解くことにしよう(笑)。お試しの問題もたくさん用意されてるので、興味のある方は是非パズルをやってみませんか?


現代用語の基礎知識2006

2005年11月05日 18時35分46秒 | 本と雑誌
この手の本を買ったのは、ウン年ぶり。
だから、判型が小さくなり、別冊付録も付いてないのを見て驚いた。知恵蔵かイミダスにしようかなとも思ったが、当初の予定通りにこちらを購入した。
実は、きっかけは先日のこと、ネットである言葉を調べていたらその言葉を含め「はてな」のキーワードが掲載されるということを知り、ちょっと興味が湧いたからだ。調べていた言葉は「ツンデレ」だったりしたのだが(ぉぃ。

網羅はしてあるから当然だが、広く浅くとなるのは仕方ない。政治・経済・科学・文化でそれぞれこれくらい、総計4倍増が希望だが無理だしね(当たり前。とりあえず発見した誤植(笑)は、「ぶっかけ(P1230)」の松井秀喜『内野手』とか、誤植じゃないけど「女性専用車両(P1228)」で首都圏→全国に広まったという図式はウソ(関西が先)とかね・・・どっちも神足氏か・・・。
まあ揚げ足取りは横に置いといて、全体的な印象としては雑多感はいいとしても、まとまりのなさと有用性の低さを感じざるを得ない。生活スタイル事典は雑学としてはともかく、サブカル誌の寄せ集めっぽさは拭えない。1年間の集大成って雰囲気は微塵もないし。

日々たくさんの言葉が生まれ、次々と消費されていく。社会はそれだけ変化している訳で。だからこそこうした本の需要は絶えない。もっと役に立つなり、もっと刺激的なり、いろんな方向性はあると思うのに、中途半端で残念だ。


ガンパレード・オーケストラ

2005年11月02日 00時58分09秒 | ガンパレード・オーケストラ
ガンパレード・オーケストラ 白の章 ~青森ペンギン伝説~
公式サイト

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ガンパレの続編として、ガンパレード・オーケストラ白の章、青の章、緑の章の3作品が発表されている。白の章は来年1月12日の発売日が発表された。
アニメの情報には疎いので、この10月からTVアニメとして放映されていることを知ったのは最近だった。一応キッズステーションでの放映でチェックは入れる予定。
アニメ公式サイト

さて、ゲームの方だが、ジャンルは「ドラマ・ジェネレーター」となっている。公式ブログの記事を見る限りでは、かなりガンパレに近い感じだが、果たしてそれがそのまま面白さに繋がるかどうかが鍵だろう。ガンパレ発売は2000年9月。発売後、あのシステムで既存のアニメなどを再現して欲しいという声も上がり、エヴァ2が作られたりもした。ただAIをウリにしたエヴァ2も絢爛舞踏祭も十分成功したとは思えなかった。

ドラクエ4で感じた未来のゲームのあり方をガンパレがようやく引き継いだと思った。しかし、オフラインのゲームにおいてガンパレの後を継ぐゲームは現れず、再び漠とした未来の姿は目の前から姿を消した。満を持して登場した絢爛舞踏祭も私の考えるそれではなかった。GPOが望むものなのかは実際にプレイしてみなければ分からないだろうが、最近ではあまり期待を抱けなくなりつつあるのも事実だったりする。
果たしてGPOが私に何を見せてくれるのか。楽しみと不安を交えつつ待つより他にない。