奇想庵@goo

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竜騎士

2005年11月22日 20時48分22秒 | FF11
12月中旬に行われるバージョンアップ情報が小出しにされ始めたが、フェロー関連に続いて発表されたものが「竜騎士の調整に関して」だ。実装以来2年半以上が過ぎ、召喚士とともにバランスに問題を抱えるジョブと指摘され続けていたがようやくそこにメスが入る。

バトルチームは現在の竜騎士が他のジョブに比べ、強さという点で大きく見劣りしているとは考えていませんでしたが、飛竜という存在に縛られている部分は大きいと認識しており、乱戦時にその飛竜が戦闘不能になりやすい点や、ここぞというときにSPアビリティが使えない点等がミッションなどで竜騎士自身が活躍しにくい大きな要因の一つと捉え、解決する方法を検討していました。


竜騎士はもともと決して弱いジョブではない。その強さが十分に伝わっていなかったこともあるが、最強アタッカーと言われた狩人とタイプが非常にかぶっていたせいで劣化狩人視され、それが負のイメージを増幅した。強さをサポートする飛竜が死にやすい点もマイナスで、敵を選んでしまうこととなった。更にSPアビリティ(2時間アビ)が飛竜呼び出しでピンチの状況では使えない点がバトルエリアでの戦いの際に他のジョブとの比較で大きな減点材料となった。これらは実装後間もなくプレイヤー間に認知され、長く竜騎士人口を全ジョブ中最下位クラスとした要因だ。

飛竜の生存率を上げるために単純にHPや防御力を強化するなどの方法では、特定の戦い方においてバランスを崩してしまう懸念がありました。そこでSPアビリティを変更するという大きな変更を取ることが、結果として他に与える影響が少ないであろうと判断をし、次回のバージョンアップにおいて実装するため以下のように調整を進めています。


基本的な考え方は納得できる。納得できないのは2年半以上放置し続けたことだ。確かに2時間アビの変更は大きな影響を及ぼすものだが、だからといってここまで時間をかけることではないはず。何故こんなに時間がかかったかの説明なしに納得はできない。

・新SPアビリティ
飛竜から力を借りて一定時間竜騎士自身のパワーアップと、効果時間中はジャンプ系アビリティにそれぞれ特殊な追加効果が得られるように調整を進めています。


具体的な内容が書かれていないので現段階では評価はできない。あまり強すぎてもバランスを崩すし難しいところだとは思うが・・・。

・コールワイバーン
再使用間隔が20分前後になるように調整を進めています。サポートジョブが竜騎士の場合は使用不可な特別なアビリティとなります。


20分前後はまあ妥当なところか。サポでの使用不可は当然。

・飛竜
飛竜にモクシャをつけ、飛竜の攻撃が敵に与えるTP量の緩和をする形で調整を進めています。その他、ステータスなどの変更は行わない予定です。


これもまあ妥当な変更。決して攻撃力の高くない飛竜が敵のTPを貯める存在になっていることは竜騎士のマイナス要因だった。

変更内容はほぼ妥当なものだ。今更感が強いものの竜騎士のイメージアップにはなるだろう。ただもともと能力は高かったのでこれで最強ジョブ化する可能性も。他のアタッカージョブとの兼ね合いが難しいだろうが、しっかりと調整してから導入してもらいたいところだ。


スキウタ

2005年11月22日 20時25分09秒 | テレビ番組
昨日NHKが今年の紅白歌合戦のウリとして募集していた「スキウタ」の結果を発表した。

http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/news1121.html

投票ハガキやメールなどによる150万件以上の投票結果から、単純な合計でなく投票種別に順位を出し、平均の少ない上位100曲(紅白)が選出された。歌手名が公表されていないため不明瞭な点もあるが、ざっと見る限り結構バランスの取れた内容だ。

最多の5曲選出されたのはSMAP。国民的人気グループであり、「世界に一つだけの花 」など素晴らしい歌もあるので当然の結果だろう。
4曲はMr.Children。個人的にはあんまり関心のあるバンドではないが、人気の高さが示された。
3曲は、石川さゆり、ORANGE RANGE、氷川きよし、松田聖子、美空ひばり、山口百恵の6組。紅白のアンケートであり、出場の可能性のない歌手の曲には投票しにくいという面を考えれば、美空ひばり、山口百恵の二人は本来はもっと高く評価されるべきだろう。演歌界の二人はいま最も人気の高さを誇る男女で妥当な結果。ORANGE RANGEはここ数年で最もブレイクしたグループ。松田聖子もさすがと言うべきか。

2曲は、aiko、宇多田ヒカル、Every Little Thing、小田和正、かぐや姫、北島三郎、Kinki Kids、GLAY、ケツメイシ、米米CLUB、小柳ゆき、坂本九、坂本冬美、サザンオールスターズ、沢田研二、高橋真梨子、CHAGE & ASKA、T.M.Revolution、テレサ・テン、DREAMS COME TRUE、中島美嘉、中島みゆき、長渕剛、中村美律子、中森明菜、浜崎あゆみ、B'z、一青窈、平井堅、松任谷由実、森進一、八代亜紀、ゆずと多数の歌手が並ぶ。ほぼ実力派ばかりで納得できるメンツだろう。

全体的にバランスの取れている感が強いが、意外な曲は、「宇宙戦艦ヤマト」「ハッピー☆マテリアル」のアニメソング、関ジャニ∞の「好きやねん、大阪」。「タッチ」はカラオケランキングで常に上位だし実写映画化もされて選出は当然。ジャニーズはSMAPの5曲、Kinki Kidsの2曲のほか、少年隊、TOKIO、関ジャニ∞が1曲ずつ。
新御三家では野口五郎、西城秀樹が1曲ずつなのに郷ひろみはなし。この世代ではジュリーの2曲が光る。
ポルノグラフィティが1曲だけなのは少し意外な感じ。サザンオールスターズも2曲だけ。これは不出場確定の影響か。

1曲も選ばれていない歌手で、スポーツ新聞に取り上げられていたのは美川憲一だが、個人的に驚いたのは松山千春。人格はともかくいい曲は多いのに。デュオの不振も目立った。あのCHEMISTRYを始め、PUFFY、Kiroro、「待つわ」のあみんなど。他に、ウルフルズ、爆風スランプ、チェッカーズ、BUMP OF CHICKEN、TUBE、チューリップ、アリス、コブクロ、ゴダイゴ、ソロでは、石原裕次郎、藤井フミヤ、中村あゆみ、近藤真彦、矢沢永吉、中村雅俊、細川たかし、都はるみらが漏れた。

今回の結果はあくまでも「参考」ということなので、実際の紅白の出場者や選曲はどうなるか分からないし、紅白は例年見たい曲だけ見るという状況なので今年もそれが変わることはないだろう。先日、再放送だったがBSディベートで紅白が取り上げられているのを見たが、現行の紅白は限界に来ているという現状認識が論者全員にあった。長時間、生放送で放映する意味合いは現在全く見えない。個人的には200曲をただ流してもらってもいいくらい(映像もいらない)。審査に参加できるなどの変更も行われるが、紅白の合戦の価値は微塵も感じられない以上、てこ入れにもなってないと思う。1対1の勝負方式にするとかならまだしも・・・。