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J1優勝争い

2005年11月23日 18時55分18秒 | スポーツ
残り3節と優勝争いも佳境に入ったが、上位チームは相変わらずパッとしない。今日は、C大阪―大分戦をメインに、大宮―G大阪戦と鹿島―横浜戦を同時TV観戦。

開始早々から好調の大分に押され気味のセレッソだったが、ワンチャンスで先制。ザッピング中の得点でゴールシーンを見逃したが、奪ってからすぐに決めるセレッソらしい展開だったとも言える。その後も大分ペースながらクロスバーに助けられて1-0で折り返し。
後半開始すぐに鹿島が失点。チャンネルを回すたびに横浜の攻撃シーンという感じで本来のサッカーができていない模様。ガンバは大宮の守備を崩せずに時間がずるずると過ぎていく最悪の展開。前がかりな分、攻められると危険なシーンが繰り返される。
セレッソはチャンスで西澤のシュートを続けざまに大分GKにファインセーブされる。こうした後にはえてして相手に流れがいくもの。大分の攻撃的布陣にとうとうゴールを許し同点となる。勝ち点3が欲しいところだが勢いは大分にある。黒部を投入するもあと一歩が届かない。
一方、終了間際に鹿島がまたも失点し敗北が決定的に。更にガンバも失点し敗色濃厚に。セレッソも大分のシュートがクロスバーに跳ね返ってきたところを決められるが、判定はオフサイドで命拾い。試合は、G大阪と鹿島が敗れ、C大阪はドローとなった。
また、浦和が千葉にロスタイムに失点し敗戦。もし勝っていれば一気に優勝争いに食い込んだだけに大きな意味を持つ敗北となった。

上位3チーム、残り3試合を全勝すれば優勝だろうと予想していたが、勝ったチームがないというお粗末な結果となった。勝ち点を上積みできたのはC大阪のみ。
ガンバはこの試合も大黒を欠いたのが痛かった。はっきり言って三木では力不足。更にアラウージョが次節出場停止で、もうあとがなくなった感じだ。セレッソは勝ち点3の欲しい試合だったが、大分の出来の良さを差し引くとまずまずの結果だろう。ただ残り2試合の相手が横浜とFC東京でやりにくいのは確か。鹿島は小笠原を欠きチームの勢いも感じられないが、清水、柏が相手なので勝ち星を拾いやすそうにも見える。まだ可能性を残す浦和と千葉だが、勢いを掴むような戦い方を見せられなかった点で厳しさを感じる。
予想としては、次節に勝ち点3を挙げたチームの中から優勝が決まると思う。一番厳しそうなのはガンバ。セレッソが横浜に勝てれば、逃げ切れそうな雰囲気だが、勝ち切れないと鹿島以下関東勢の優勝というJリーグにとって最悪の結果が見えてきてしまうだろう。