奇想庵@goo

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げんしけん完結

2006年12月23日 17時26分34秒 | アニメ・コミック・ゲーム
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アニメから入ったクチだが、アニメ以上にコミックは楽しめた。
文科系のぬるいサークル活動のまったりした雰囲気。オタクの独特のニオイを如実に醸し出している。まあいろいろと身につまされる部分もあったりで、しかし、ある意味そうした立場の者にとって理想の環境であり、理想の展開であった。そういう意味ではまさに願望充足だったりするが。

全9巻で大団円という形はいかにも青年誌という感じか。個人的にはストーリー展開よりも細部の描写をもう少し徹底して欲しかった気もするが、「アフタヌーン」誌であってもこれくらいが限界にも思える。
ちなみに、雑誌での進行は見ていないので知らないが、1巻が2002年12月に刊行され、完結した9巻が2006年12月刊となっていて、主人公・笹原の大学生活と同じ4年間で物語も書き終えられている。シチュエーションに違いはあるが、昔「翔んだカップル」で用いられた手法だ。今、というもののリアリティをうまく描くために効果的に取り入れられている。

オタの端くれとしては、学生時代ならともかく、こういうコミュニティはある種の羨望の的ではある。まあネットが代用になってるとも言えるけれど。


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