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アニメ感想:ファイト一発!充電ちゃん!! CHARGE01「ぷらぐ・いん」

2009年06月25日 22時45分37秒 | 2009夏アニメ
エロよりも、閃登(♂)のヒロインぷらぐへのツッコミというか容赦ない暴力のインパクトが絶大。確かに怪しいけれども可愛い女の子相手に金属バットで思い切り殴るか?

本筋に関係あるなし関わらずエロシーンは豊富。特に放尿シーンはお約束となっている。これは地上波だといろいろと修正必要そうだ。

本筋は、閃登とその妹のはこねの関係をキチンと描いている。分かりやすすぎる描き方だが第1話だし妥当なところか。
しかし、それらを吹っ飛ばすのが、閃登とぷらぐとのドツキ漫才。ぷらぐがほとんど堪えている様子がないので悲惨さは感じないが、ちょっと引くのは確か。

ちなみに、作品予告のエロいぷらぐの変身シーンは本編にはなし。それでも十分すぎる内容ではあるのだが……。

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アニメ感想:タユタマ -Kiss on my Deity-

2009年06月25日 22時26分15秒 | 2009春アニメ
監督元永慶太郎、シリーズ構成上江洲誠のコンビでは、『School Days』『あかね色に染まる坂』と18禁PCゲーム原作を手掛けている。衝撃的な内容の『School Days』はともかく、『あかね色に染まる坂』や本作は独創的な内容ではなく、高い評価を与える出来とは言いかねる。
それでも最後まで見てしまったのは、しっかりとした演出であったり、キャラクターの内面描写の確かさであったりする。

『タユタマ -Kiss on my Deity-』は、主人公の男の子の元に、神様の女の子が転がり込むというありがちなもの。主人公・裕理、たゆたいの少女・ましろ、主人公の幼馴染・アメリの三角関係を軸にストーリーは展開する。一方、封印の解かれたたゆたいの「三強」との戦いがもう一つの軸となる。
ありがちな内容を、一定の水準まで引き上げたのはやはり演出の力だ。凝った演出ではないが、分かりやすさと、何より作品のポイントを絞り込むことで芯の通ったストーリーにまとめ上げた。キャラクターの内面もシンプルだが丁寧に描いている。
全体にひねりはなく、秀作とは呼べないものだが、作り手の意志は感じられる作りになっている。

11話でのましろとアメリのやり取りは、見ているときは演出として弱いように感じられた。だが、最後まで見るとそれで十分だったようにも感じられる。カタルシスを狙った演出ではないので、インパクトには欠けるが、人とたゆたいが心を通わせるというテーマを丹念に描いたと言えるだろう。
最終話が単純なハッピーエンドでない点も、作り手の真摯さの表れと受け取った。残念ながら全体的な厚みのなさはいかんともしがたく、感動的なシーンも薄さが感じられてしまったが、物理的にこれが精一杯ということだろう。

佳作と呼べるかどうかも怪しいところだが、こういう作りは嫌いではない。制約の中であれもこれもと欲張ってもうまくはいかないだろう。削ぎ落とすことで作品の精度を高めるのも一つの道だ。作り手の狙いが伝わるだけの出来になっているのは確かで、その意味では成功と呼んでも差し支えないだろう。

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