さすがに限界。本来キャラクターは描写を積み上げて作られるものだが、この作品の場合非常に唐突にキャラクターは行動する。人は様々な要因で行動が決まるものなのに、この作品中では一つの理由だけで行動するのが当たり前となっている。厳しい言い方になるが、作り手の思いつきで場当たり的にキャラクターが行動する痛々しさが見ていて感じられる。
「舞-乙HiME」の制作スタッフが主体だそうだが、「舞-乙HiME」にも同様の傾向が強かった。ただそれでもなんとか見られたのは、折に触れてカタルシスを得られるような戦闘シーンがあり、それによって持たせたという印象がある。人間ドラマという面では酷いレベルだったけれど戦闘描写は素晴らしかった。しかし、このアイマスの場合はその良かった面が消え去り悪い面ばかりが目立つようになってきた。キャラクターのもともと持っていた人気におんぶに抱っこされて成立している作品であり、作り手の自己満足しか感じられない物語と言えるだろう。
「舞-乙HiME」の制作スタッフが主体だそうだが、「舞-乙HiME」にも同様の傾向が強かった。ただそれでもなんとか見られたのは、折に触れてカタルシスを得られるような戦闘シーンがあり、それによって持たせたという印象がある。人間ドラマという面では酷いレベルだったけれど戦闘描写は素晴らしかった。しかし、このアイマスの場合はその良かった面が消え去り悪い面ばかりが目立つようになってきた。キャラクターのもともと持っていた人気におんぶに抱っこされて成立している作品であり、作り手の自己満足しか感じられない物語と言えるだろう。