環境問題スペシャリスト 小澤徳太郎のブログ

「経済」 「社会」(福祉) 「環境」、不安の根っこは同じだ!

「将来不安」の解消こそ、政治の最大のターゲットだ

12月のCOP15で予定されていた「ポスト京都議定書の採択」は断念

2009-10-30 10:29:28 | 温暖化/オゾン層
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2009年7月1日は、スウェーデンが1995年1月1日にEUに加盟して以来、2回目のEU議長国になった日です。EUの議長国は持ち回りで、任期は半年。前回は2001年1月1日から半年間でした。

今年の議長国スウェーデンの任期は7月1日から12月31日までで、この半年間に課せられた大問題は今年12月にデンマークの首都コペンハーゲンで開催される「国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)」で、EUの議長国として、一定の成果を収めることです。COP15の目的は、京都議定書に定めがない2013年以降の「地球温暖化対策」の方向性を決定し、各国の同意を求めることにあります。

10月29日、30日の朝日新聞は、国連気候変動枠組み条約事務局長が28日、12月のCOP15での「ポスト京都議定書」(温暖化対策の新議定書)の採択を断念し、拘束力がなく各国の批准手続きも必要ない「締約国会議決定」をめざすことになったと報じています。





10月29日の記事によりますと、新議定書への合意が遅れている理由は、先進国と途上国の考え方の溝が埋まっていないことだそうです。

今日は、このような現実の「国際環境政治」のあり方と、私が賛同する「経済学者の懸念」を皆さんにお知らせすることによって、今後、この大問題を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

(1)勝利につながる資本主義の戦略とは


(2)資本主義を揺るがす大問題
 

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