酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

次の元号は〇〇で決まり!!??

2018-09-08 09:09:42 | 社会
 今年は年明けから異常気象が続いている。日本海側では1月末、大寒波と大雪に見舞われ大混乱。草津白根山、新燃岳が火を噴き、硫黄山も250年ぶりに噴火した。これらは序章でしかなく、6月には大阪で震度6、7月の七夕豪雨では広島・岡山を中心に200人以上が亡くなる平成最悪の水害に見舞われた。7~8月は熱波が襲い40度超えが続出、熱中症による死亡も相次いだ。12号台風は東から西へと逆走、21号台風は関空を沈没させた。と、その直後、北海道では震度7の大地震、緑豊かな山々が茶色に一変した光景には息を飲んだ。

 こうも天変地異が続くと「縁起直しだ。元号を変えよう!」ってことになる。一世一元制は明治に始まったことで、歴史は極めて浅い。元号をとっかえひっかえして気分一新を図り、権力者に批判の矛先が及ばないようにしてきたのがこの国の歴史である。645年の大化に始まり、1989年の平成まで元号の数は200余り。1年も持たない元号も数あり、平均は6年4か月ほど。63年の長きに渡った昭和や45年の明治などは異例の存在なのだ。

 今年天変地異が続いているのは元号を無理やり変えようという動きを天が察して、「そんなら変える理由を作ってあげましょ」と気を利かせているのだ(w)。数百年後の歴史書には「こうした異変が続いたため元号を変えることとなりました」なんて書かれていたりして…。

 前置きが長くなった。問題は次の元号である。

 政府は新元号に関し「明治」「大正」「昭和」「平成」の頭文字をアルファベットで表記した「M」「T」「S」「H」との重複を避ける方向で検討している―と共同が伝えている。昭和からの改元の際、最終候補には平成のほかに修文と正化の2案が残ったが、アルファベットの頭文字がどちらも昭和と同じSだったために紛らわしいとの意見が出て、平成に決まったという。これに従えば、次の元号候補はぐっと絞られてくる。あ行、か行、な行、や行、ら行、わ行で始まる名前、さて、何にしましょうか。


 明治以降を眺めると、あまり画数の多い文字は選ばれていない。昭和の昭が9画で最も画数が多く、明治の明、治はともに8画である。となれば次の元号も10画以内の文字から選ばれるのではないか。一押しはあ行なら安、か行なら光、な行、や行は該当なし、わ行なら和が候補になるが昭和の和とかぶるのでどうだろう。

 当方は「安永」で決まりと致しました。「光安」もあるかもしれない。変化が目まぐるしく心の安らぎを求める時代、安永こそ打ち続く天変地異を鎮めるにふさわしい元号である。漢籍や古書などで使われ、それなりに意味がある文字が求められているというが、「安永」なら出典には事欠くまい。


 元号制定委員会?の方々は多くの書物を渉猟し、ネットにも目を光らせるだろうから、しかるべき時に「安永」が選ばれなかったとしたら、私がここに記したことが原因である(w)。

 それにしても、西暦以外を使っているのは日本と北朝鮮ぐらいのもの。友人の免許証の有効期限はありもしない「平成32年6月」。来年3月以降に発行される免許証は西暦一本になるとか。元号自体も次あたりで打ち止めでいいのかなあ。

 

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