酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

波乱の予兆

2008-01-04 20:37:03 | Weblog
 東証大発会は暴落一歩手前の惨状。NY原油市場は史上初の1バレル100ドル突破。円高は一気に3円も進んだ。
 2008年経済の容易でなさを象徴する出来事といえるだろう。
 さらに、アメリカ大統領選のアイオワ党員集会である。民主党がオバマ、共和党はハッカビーが勝った。変革を主張するリベラルな黒人候補と、牧師上がりの宗教右派候補、両者の亀裂は鮮明だ。民主党は左に振れ、共和党は右に動く。
 この国の苦悩の深さを表してはいないだろうか。事態はかなり深刻だ。選挙戦が深まればこの矛盾はもっと鮮明になって現れるに違いない。
 アメリカのように常時戦争をしていなければならない国で、国論が二分するのは危険な要素をはらむ。経済が失速しそうな状況では、排外主義的傾向が強まることが懸念される。今年の大統領選は、何が起きてもおかしくはない。
 日本経済の先行きは限りなく灰色だ。株価は小泉政権発足時に近づいた。アナリストは楽観的な見方が多いが、どれほどの根拠があるのだろうか。
 マネーゲーム経済から実体重視経済に戻るのを急がないと、企業価値の毀損が進む一方だ。銭は稼いでもうけなくては…。
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