酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

「新語大賞」中間発表??!!

2020-07-01 10:12:03 | 話題
 あっという間に今年も半年が終わった。72年ほど人間をやっているが、これほど《ひどい》年は初めてだ。ほんと、世の中何があるか分からない。
 
 分からない源がこの記事。1月10日付けである。湖北省武漢の謎の肺炎について中国衛生当局が「新型ウイルスによるものと確認した」という報道だ。5日後にはWHOも新型ウイルスと認定した。後の展開はご承知の通り。今や感染者1000万人、死者50万人。世界は新型コロナウイルスに振り回されっぱなしだ。
 というわけで? 2020年の流行語大賞は新型コロナウイルス絡みで占められるのはほぼ間違いない。半年という時点ではあるが候補を挙げてみた😎
 
 まずは「新型コロナウイルス」。これがなければ何も始まらなかったのだから別格として奉っておく。欧米などのメディアでは新型コロナウイルスについては「COVID 19」という正式名称を使っているところが大半だが、わが国の一般ニュースではまず使われない。サーズ、マーズと呼んできたのに今回だけなぜ、という疑問もわくが…。
 
 「ロックダウン」と「自粛」。都市封鎖を強行した欧米で感染爆発が起き、自粛の日本は「感染爆発の重大局面(小池百合子)」で踏みとどまった。この経過に某大臣は「民度が違う」などとだみ声を張り上げたが、果たしてどうなのか。百合子さんが「重大局面」とのたまった3月25日の東京都の新規感染発表は41人。このところ50人以上が続いているが「夜の街」は別扱いなのか。それとも「集団免疫」でもいいとのお考えか。政治屋の考えることはよく分からない。カイロ大を首席で終えられたという百合子さんはなかなか造語がうまく「ステイホーム」「東京アラート」などを連発、「三密」回避の呼びかけにも一役買った(晋三さんは「アベノマスク」を全国にばらまき失笑を買った)。

 ステイホームに飽きた年寄り?は「昼カラ」に興じて新たな「クラスター」づくりに貢献、「ソーシャルディスタンス」を無視して車を近づける短気な御仁はあおり運転で厳罰を食らう。立っても座っても車でも「濃厚接触」はいけません!! 濃厚接触というともう少し別な発想をしてしまうのは年のせいか、品性のなさゆえか。

 3~4月ごろは今にも「医療崩壊」が起きそうだとの悲鳴が飛び交い、実際、現場の状況は悲惨だったらしい。多くの公立病院は赤字が続きのスタッフ不足、コロナがなくても医療崩壊の瀬戸際にある。待合室があれだけ混雑しているのに儲からないのはどういうわけか?

 職場ではテレワーク(リモートワーク)が推奨された。リモートで働くことができる人は一部に限られる。それ以外の現業労働者は「エッセンシャルワーカー」と称えられる。拍手だけでなく、待遇で応えてほしいと切に思う。

 「ウイズコロナ」だの「ポストコロナ」だのかまびすしいが、コロナウイルスは昔からいた。くしゃみ三回、罹ったかな、あなたの風邪はどこから…ウイズコロナは日本のお家芸なのです。「巣ごもり」が長すぎたせいか頭がよく回らない。疲れてきたので、♪ここらでやめてもいいコロナ~(古いなあ)。

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