立松和平が亡くなった。享年62歳、早すぎた死であることは確かだ。同年代としていささかの感慨もある。勝手に人の著作の引用を繰り返した「罪」は拭えるものではないが、死者に鞭打つ気もない。
しかし、メディアがこうも盛大に?死亡記事を掲げ、追悼文を載せまくると、天邪鬼の当方は少し腹が立つ。新聞といい、テレビといい、仲間内や身内に甘すぎる。筑紫哲也などは死んだら神様に祭り上げられてしまった。
友達や同志をほめるのはうちうちでやってほしい。電波に乗せたり紙面に掲載して褒めちぎるのは公共物の私物化だ。立松に引き付けて言えば、彼が各メディアにとって使い勝手の良い作家だったということをあらためて印象付けた格好だ。
早稲田の先輩で立松の兄貴分ともいえる歌人の福島泰樹があちこちで絶賛しまくっている=共同系各紙、読売文化欄など=。身内がほめればほめるほど、周囲は興ざめになるということが分かっていないらしい。この歌人の感性にも驚く。
さはさりながら…。立松さん、そちらで自身の来し方をゆっくり振り返ってください。そちらの時間は無限でしょうから。
しかし、メディアがこうも盛大に?死亡記事を掲げ、追悼文を載せまくると、天邪鬼の当方は少し腹が立つ。新聞といい、テレビといい、仲間内や身内に甘すぎる。筑紫哲也などは死んだら神様に祭り上げられてしまった。
友達や同志をほめるのはうちうちでやってほしい。電波に乗せたり紙面に掲載して褒めちぎるのは公共物の私物化だ。立松に引き付けて言えば、彼が各メディアにとって使い勝手の良い作家だったということをあらためて印象付けた格好だ。
早稲田の先輩で立松の兄貴分ともいえる歌人の福島泰樹があちこちで絶賛しまくっている=共同系各紙、読売文化欄など=。身内がほめればほめるほど、周囲は興ざめになるということが分かっていないらしい。この歌人の感性にも驚く。
さはさりながら…。立松さん、そちらで自身の来し方をゆっくり振り返ってください。そちらの時間は無限でしょうから。
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