脚と角

関西を中心に国内外のサッカーシーンを観測する蹴球的徒然草。

喜怒哀楽の真髄は蹴球にこそ有り。

曇天のサテライト -SL G大阪VS神戸-

2009年07月26日 | 脚で語るガンバ大阪
 昨日、久々にホーム万博での勝利を掴んだトップチームに続きたいサテライトチーム。万博練習グラウンドに神戸を迎えてサテライトリーグ第3節を戦ったが、1-2と敗戦。ボールを支配しながら前線の決定力不足に泣く形となってしまった。
 
 
 前半、2度の決定機を決められなかった播戸。
 層の厚いFW陣において気を緩められる時間はない。

 
 月曜の京都戦でアピールを果たし、前夜大分戦に出場した武井。
 この日もキャプテンマークを巻いてチームを引っ張る。

 
 前半終了間際に同点ゴールを決めた寺田。
 徐々に復調の兆し。この調子でトップ定着を狙いたい。

 
 ゴールを守ったのは今季より加入の太。
 ハイボールに強い印象を見せたが2失点でアピールならず。

 
 頼りない前線よりよほどゴールの匂いを感じさせてくれる宇佐美。
 中央のスペースが空けば迷いなく強烈なシュートを放つ。

 
 この日も右SBで出場の星原。
 守備に難を見せるも、気迫の攻め上がりを終盤に披露。

 
 実績からいってもこの状況を最も脱したいのは高木。
 試合終了間際に惜しいヘディングシュートを放った。

 
 パスワークの中心には倉田あり。
 しかし、更に決定的な仕事を求めたいところ。

 
 神戸・MF田中とのマッチアップに苦しめられた安田晃。
 もっと前でのプレーを見たいところだが・・・

 
 3度に渡って決定機を潰した平井。
 播戸と揃ってチームの反撃にブレーキをかけてしまった。

 
 ボールに触れる回数も多かったCBの菅沼(左)。
 1-2の敗戦に憮然とした表情で引き上げる。

 
 在籍8年目の木村も今季が勝負のシーズン。
 この日は出場機会が無かったが、今季こそトップ初出場を果たしたい。

 
 
 キムナミル、我那覇、松橋、アランバイーア、田中、馬場・・・
 トップ出場歴の多い選手で構成された神戸は一枚上手だった。

 雨こそ降らなかったものの、月曜日の京都戦に続いて収穫の少ない試合となってしまったサテライト。やはりまだまだトップとの格差は大きい。上空を覆う厚い雨雲が今の状況をあたかも表しているようだった。