天皇杯出場を決める各都道府県の戦いもいよいよクライマックス。2年連続2度目の天皇杯出場を目指す奈良クラブはディアブロッサ高田と奈良県選手権決勝を戦い、3-0と勝利。来月3日から開幕する天皇杯への切符を手に入れた。
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NHKで試合の生中継がされることもあって、いつになく緊迫した決戦の雰囲気が漂う橿原公苑陸上競技場。いつになく強烈な日射しと暑さが試合の過酷さを予想させた。リーグが7月中旬で中断して以降、全社関西敗退、国体予選敗退とこの夏は結果がついてこない厳しい夏を強いられている奈良クラブ。しかしながら昨年、福井でJ1新潟と対戦したあの感動を考えると、確かにチームを鼓舞させる目標としてこの大会はあった。負傷の橋垣戸光はベンチ入りするに止まったが、それ以外はほぼベストメンバーを組めた奈良クラブ。今季リーグで2人で10得点を叩き出している牧、檜山のコンビでゴールを狙う。
試合が始まると、序盤は前がかりにきた高田のペース。再三ゴール前に迫られるが、GK松石の好セーブと三本菅、眞野のCBコンビが体を張って相手の攻撃を阻み続ける。前半途中から中盤でボールを回せるようになり、徐々に相手ゴールへと迫るようになっていった。
早い時間帯に得点が奪えず、苦しい前半となったが、奈良クラブの先制点は34分。相手のボールキープのミスから大塚がボールを奪い、DFをかわして左足で決める。左右で畑中と機を見たポジションチェンジを繰り返して高い位置でプレスを行っていたのが吉と出た。
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大塚の久々の得点は大事なこの試合での先制点に。
第一子誕生を祝ってゆりかごダンスのパフォーマンス。
1-0で折り返した後半は、早速49分に檜山が追加点。右サイドの牧のスルーパスに呼応し、相手DFとの競り合いを制して倒れこみながらもゴールへねじ込んだ。この後も追加点を狙いたい奈良クラブだったが、攻撃のキーマン・畑中がこの日2枚目の警告で退場してしまうアクシデントがチームを襲う。残り40分近くを10人で戦うことを強いられた奈良クラブにとってはこの2点目は非常に心強かった。
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追加点は檜山が牧のアシストから決める。
2人のチーム得点王が揃って大仕事。
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中盤で守備を軸に奮闘したMF李。
攻撃でも効果的な飛び出しを見せた。
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もはやチームに欠かせない存在となっているFW牧。
檜山、嶋の得点をアシスト。
2点のリードを失わぬまま、スピードが武器である嶋を投入し、畑中の退場で失ったサイドアタックを取り戻す奈良クラブ。圧倒的なスピードで運動量の落ちた相手DFを翻弄し、早速2度の決定的なチャンスを作り出すなどこれが効果覿面。83分には牧とのコンビネーションで3点目を生み出した。
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後半途中に投入された嶋がスピードで相手を圧倒。
83分には3点目を決めて勝負を決める。
3-0という勝利で2年連続天皇杯出場を果たした奈良クラブ。この日の試合では守備陣が完封を果たすなど、快勝劇に貢献。主将・梶村のラインコントロール、中村はそのポジショニングの良さで相手ボールを効果的に奪い攻撃に繋ぎ、眞野は味方のミスを帳消しにするナイスカバーリングを連発。三本菅はゴールライン際での駆け引きにその経験を発揮させた。これで前線が結果を出せばうまく試合は回る。まずは相手に先制点を許す展開が多いチームだけに、この戦いぶりが再開後のリーグでも発揮されればと思える内容だった。
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2年連続で県内にも大きなアピールとなる天皇杯出場。
NHKで試合が生中継されたのは大きい。
天皇杯1回戦の相手はJFLの強豪・佐川印刷SC。当ブログでもその戦いぶりをレポすることが多いだけにその強さは既知の事実。非常に厳しい戦いになるだろう。しかし、これは大きな経験になるはずだ。ほんのわずかでも勝利へのチャンスがあればそこを狙っていきたい。とにかく県内にアピールするためにもこの切符を掴んだことは大事なことだ。
今年の天皇杯は過酷を極める。この決勝を戦った後すぐに金曜日に行われる1回戦が迫っている。なんとJリーグクラブと相まみえることになる2回戦はそこから中1日、5日の日曜日だ。金曜に試合を催行すること自体が社会人チームには酷なのだが、準備期間を含めてコンディション調整は至難だろう。何としてでも2回戦へ進んでJ1京都との対戦を実現させたい。そうなればPR期間は限られるが、奈良から近場の西京極で効果的なクラブアピールができるのだが。
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NHKで試合の生中継がされることもあって、いつになく緊迫した決戦の雰囲気が漂う橿原公苑陸上競技場。いつになく強烈な日射しと暑さが試合の過酷さを予想させた。リーグが7月中旬で中断して以降、全社関西敗退、国体予選敗退とこの夏は結果がついてこない厳しい夏を強いられている奈良クラブ。しかしながら昨年、福井でJ1新潟と対戦したあの感動を考えると、確かにチームを鼓舞させる目標としてこの大会はあった。負傷の橋垣戸光はベンチ入りするに止まったが、それ以外はほぼベストメンバーを組めた奈良クラブ。今季リーグで2人で10得点を叩き出している牧、檜山のコンビでゴールを狙う。
試合が始まると、序盤は前がかりにきた高田のペース。再三ゴール前に迫られるが、GK松石の好セーブと三本菅、眞野のCBコンビが体を張って相手の攻撃を阻み続ける。前半途中から中盤でボールを回せるようになり、徐々に相手ゴールへと迫るようになっていった。
早い時間帯に得点が奪えず、苦しい前半となったが、奈良クラブの先制点は34分。相手のボールキープのミスから大塚がボールを奪い、DFをかわして左足で決める。左右で畑中と機を見たポジションチェンジを繰り返して高い位置でプレスを行っていたのが吉と出た。
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大塚の久々の得点は大事なこの試合での先制点に。
第一子誕生を祝ってゆりかごダンスのパフォーマンス。
1-0で折り返した後半は、早速49分に檜山が追加点。右サイドの牧のスルーパスに呼応し、相手DFとの競り合いを制して倒れこみながらもゴールへねじ込んだ。この後も追加点を狙いたい奈良クラブだったが、攻撃のキーマン・畑中がこの日2枚目の警告で退場してしまうアクシデントがチームを襲う。残り40分近くを10人で戦うことを強いられた奈良クラブにとってはこの2点目は非常に心強かった。
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追加点は檜山が牧のアシストから決める。
2人のチーム得点王が揃って大仕事。
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中盤で守備を軸に奮闘したMF李。
攻撃でも効果的な飛び出しを見せた。
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もはやチームに欠かせない存在となっているFW牧。
檜山、嶋の得点をアシスト。
2点のリードを失わぬまま、スピードが武器である嶋を投入し、畑中の退場で失ったサイドアタックを取り戻す奈良クラブ。圧倒的なスピードで運動量の落ちた相手DFを翻弄し、早速2度の決定的なチャンスを作り出すなどこれが効果覿面。83分には牧とのコンビネーションで3点目を生み出した。
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後半途中に投入された嶋がスピードで相手を圧倒。
83分には3点目を決めて勝負を決める。
3-0という勝利で2年連続天皇杯出場を果たした奈良クラブ。この日の試合では守備陣が完封を果たすなど、快勝劇に貢献。主将・梶村のラインコントロール、中村はそのポジショニングの良さで相手ボールを効果的に奪い攻撃に繋ぎ、眞野は味方のミスを帳消しにするナイスカバーリングを連発。三本菅はゴールライン際での駆け引きにその経験を発揮させた。これで前線が結果を出せばうまく試合は回る。まずは相手に先制点を許す展開が多いチームだけに、この戦いぶりが再開後のリーグでも発揮されればと思える内容だった。
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2年連続で県内にも大きなアピールとなる天皇杯出場。
NHKで試合が生中継されたのは大きい。
天皇杯1回戦の相手はJFLの強豪・佐川印刷SC。当ブログでもその戦いぶりをレポすることが多いだけにその強さは既知の事実。非常に厳しい戦いになるだろう。しかし、これは大きな経験になるはずだ。ほんのわずかでも勝利へのチャンスがあればそこを狙っていきたい。とにかく県内にアピールするためにもこの切符を掴んだことは大事なことだ。
今年の天皇杯は過酷を極める。この決勝を戦った後すぐに金曜日に行われる1回戦が迫っている。なんとJリーグクラブと相まみえることになる2回戦はそこから中1日、5日の日曜日だ。金曜に試合を催行すること自体が社会人チームには酷なのだが、準備期間を含めてコンディション調整は至難だろう。何としてでも2回戦へ進んでJ1京都との対戦を実現させたい。そうなればPR期間は限られるが、奈良から近場の西京極で効果的なクラブアピールができるのだが。