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ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

2011-12-28 10:58:46 | ひとの幸福
「気」を使ってる言葉はとても興味深い。

広辞苑で「気」を見ると、長い長い。

いろんな意味合いがある。

「気は心」

「気狂い」と書いて 気違いと読むのも面白い。

「気」がそそられる言葉だ。

「気分」「気味悪い」「気合」「気風」「雰囲気」「大気」「人気」

「気が済まない」「気が合う」「気がある」「気が改まる」

「気が置けない」「気が重い」「気が気でない」「気が差す」

「気が知れない」「気が進まない」「気がそがれる」

「気が散る」「気が付く」「病は気から」

今度ゆっくり・・「気」が向いた時に、勉強しよ。

自分を苛める

2011-12-28 10:01:32 | ひとの幸福
関係性を気にして、我慢して、

伝えたいことを伝えずにいると・・・

ひとを我慢させるようになることもある。

関係を良くしようとしてやったことが、

関係を余計悪くすることがある。

自分を抑えつけると、

そのエネルギーは出口を求める。

傷付く事を恐れることが,

自分の傷口を又大きくする。


「A3」を読んで

2011-12-28 09:58:38 | ひとの幸福
オウム真理教の裁判が終えた先月、

森達也さんという作家の「A3」を読んだ。

いろいろと思うことがあって、いい体験をしたと思う。

新聞や週刊誌は「オウム=悪」の方程式ばかり。

自分の経験から、それに違和感を感じるようになったのはここ数年。

何故心優しいオウム真理教のひとたちがあーいうことをしたのか。

裁判では明らかにされなかった。

けれど、一人一人が考えることは出来る。

このブログでもそんなこと書いてきたけど。

その本を読んで思ったことの少しを書いてみたい。


オウム真理教は 人類救済計画 というものを持っていたそう。

けれど人類などというものはどこにも無い。

在るのは一人一人の人間。

人類救済という言葉を聞いて、

「俺は別に救済してもらわなくても構わないんだけど・・」という人もいるだろ。


ひとには一人一人意識があり、意志がある。

それを自覚してるか、してないかは別にして、

自発的、主体的に生きたいのが人というもの。


「人類救済」のために、他者をナントカしたいという考えは、

それぞれに意思のある他者を救済“させよう”という思考。

苦しみから解放される主体はひとりひとりだし、

救済されることを望むも望まないもその一人一人が決めること。


他者が苦しみから救済されるように“なる”ために、

自分はこう“する”、というのならわかる。

そこには他者に意思があることの自覚がある。

一人一人に刻々と働いている意思・意志・意識が在る、

そのことが麻原さんは心底わかってなかったのかと思う。