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ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

鵜呑み

2011-12-21 13:29:52 | ひとの幸福
ひとの言うことを鵜呑みにする、という言葉がある。

「鵜呑み」の意味は広辞苑によると、

人の言うことなどを、よく検討・理解せずにそのまま採り入れること、とある。

例えば、

意識的に騙そうとして、実際は日本で作った物なんだけど、

「イタリア製・48万円」という値札を付けて売っていた。

それを見て、

「そうか、イタリア製か、高いけど、いいものなんだろうな」と思った場合は、

上に書いた広辞苑の意味が当て嵌まる。

けれど、

「何処にお出かけ?」と人に聞かれ、

その人に「郵便局へ行って来ます」と言った。

それを聞いた人は、「そうか、郵便局へ行くんだな」と思った。

実際そう言った人は郵便局に行くつもりだった。

だが、途中で友人に会い、話が弾んで、

結局郵便局へは行かなかった。

この場合、聞いた時点で、そうか、郵便局へ行くんだな、と思った人は、

その人の言うことを鵜呑みにしたんだろうか?

よく検討・理解せずに、そのまま採り入れたんだろうか?


もし、そう言った人が言ったとおり郵便局へ行ったとしたら、

そうか、郵便局へ行くんだなと思った人は、

その人の言うことをよく検討・理解して、そのまま採り入れたんだろうか?


さて・・・


連鎖

2011-12-21 10:12:50 | ひとの幸福
よくない噂話を聞いて、その通りだと思い込むと、

噂の主に対して、イヤな人と思って、批判的な気持ちに“なる”

すると、その人の言うことをまともに聞かない状況に“なる”

そして、その人になんらかの行為をする時には、

その視点からの行為に“なる”のは 当たり前のこと。

それはその場だけに留まらない。

そういう情報を聞いた人が又鵜呑みにしたら、

又別の人にその鵜呑みを言う。

鵜呑みの連鎖。


勿論私のこの文章も鵜呑みにしたらいけない。








赤い鳥居

2011-12-21 09:38:43 | ひとの幸福
知人が面白い事を話してくれた。

山の中の国道や県道の脇に、

不法にゴミを捨てる人が後を絶たないので、

そこのゴミを全部綺麗にしてからだと思うんだけど、

小さな赤い鳥居を置くと、

ゴミを捨てる人がいなくなるという話。

よくそんなことを考え付いた人があるなぁ と感心。

日本人ならだいたいは鳥居は神社の入り口だと知っている。

神様がいるところにゴミを捨てる、

というのは多分気が引けるんだろ。

神社に神様がいると思ってない人もいると思うけど、

効果があるということは、

なにか人の意志に働きかけるものがあるんだろ。


デカデカと「ゴミを捨てるな!」

「法により処罰されます」

なんていう看板を見ることもあるけど、

道端にゴミを捨てるということをよくする人には、

あまり効果はないと思う。

私がそういうことをする人だとしたら、

「うるせーな!」で終わる。


その看板を立てる人は、立てる前と立てた後で、

ゴミの数がどう違ったか、調べてみるといいのになぁ、

と思う。