おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

神輿草  津波前 三陸の港に自生

2015年10月28日 00時00分00秒 | 植物

写真1 ゲンノショウコの果実は茶色に乾燥すると裂け開き、反り返って種子を飛び散らす
     その形状が神輿の屋根の反り返りを連想させるゆえに神輿草(ミコシグサ)の別名



写真2 裂け開く前の神輿草の果実


写真3 白花の神輿草。右下に蕾、右上に実をつけた紅茶色の神輿草


写真4 神輿草が自生していた岩手県大船渡市千歳(せんざい)の港(舟揚げ場)
     ⇒の箇所に自生。2008月10月23日。2011年03月11日に東北地方太平洋沖地震津波


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 神輿草の果実は裂開して反り返る
 その力で種子を飛ばす
 反り返った形状が神輿の屋根に似るので神輿草の別名がつく

 さて、掲載の神輿草は岩手県大船渡市千歳(せんざい)の港に自生
 2011年03月11日東北地方太平洋沖地震津波の前
 神輿草の再生は如何に?
 暮らしと自然界の営みは回復のことと存じます

 引用・参考文献等
  *山渓カラー名鑑 日本の野草』371頁、株式会社山と渓谷社、198
  *大工園認著『野の花めぐり 秋・初冬編』7頁、株式会社南方新社、2003
  *岡山理科大学・植物生態学研究室(波田研)HP・植物雑学事典。
  *弊ブログ2011年12月13日2013年04月04日2015年10月19日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2008年10月23日 撮影地:上記






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