写真1 ヒエ・稗の向こうに東武特急。水稲の草丈・高さはヒエより低い。2015/09/22 栃木県足利市
写真2 ヒエは水稲より草丈高く、結実も早く、穂を垂れるヒエもある。2015/09/22 栃木県足利市
写真3 ヒエの草丈は水稲やヒエ抜き者より高い。2015/08/31 栃木県下野市
写真4 ヒエは水稲より草丈高く、穂を既に垂れる。2015/08/03 埼玉県加須市
写真5 AとBは水稲品種が異なり、草丈はBの方が高い。A、Bともにヒエが生え、水稲より草丈高く、穂を垂れる。
2015/09/22 栃木県足利市
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7月、8月、9月の里みち・農道歩きでの見察
それは田んぼのヒエと水稲の関係
ヒエの草丈は水稲より高く、実をつけるのも早い(写真1~写真5)
なぜか、次のように考える
1.ヒエは稲の草丈に適応して伸びる(写真5)
2.ヒエは、DNAに組み込まれた生長限界の範囲で
光合成を稲より有利にできる高さを維持しつつ伸びる
3.その結果、実を結ぶのは水稲より早い
4.ひとえに種の保存
かつては食糧の一つ、今は雑草のヒエ
植物の環境適応性を具現
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日・撮影地:上記