おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

チョウジソウ  静澄感 を 醸す < 渡良瀬遊水地 の 草花 2 >

2011年05月14日 05時19分47秒 | 植物

写真1 淡い青紫の花弁・花冠が静澄感を醸すチョウジソウ。

写真2 花弁の下部は筒状の花冠。これから、多数の花をつける。

写真3 林縁に4本のチョウジソウ、静澄な趣を醸す。

写真4 葉は先の尖る披針形で互生する。


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 チョウジソウは北海道・本州・九州などに分布する多年草。水辺、少々湿った草地や林縁に自生し、60cm内外の草丈になる(写真3)。
 5月、6月に、茎頂に青紫色の多くの花をつける(写真1・写真2)。花弁の下部は筒状の花冠(写真2)。葉は披針形で互生する(写真4)。
 草全体から出る白乳液は有毒。
 環境省レッドデータブックでは準絶滅危惧(NT)にランクされている。すなわち、現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種。
 学名:Amsonia elliptica キョウチクトウ科 花期:5月・6月
 引用・参考文献等:『山渓カラー名鑑 日本の野草』253頁、株式会社 山と渓谷社、1983
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年5月11日(雨天) 撮影地:栃木市・渡良瀬遊水地
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