はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

「300万円の壁」

2022-05-20 | 日々の暮らし・議会・市民運動など
養老孟司さんの「バカの壁」は
読んでいない・・・が
今日のお題は「・・・の壁」をお借りして
「300万円の壁」である。

西川・前福井知事が提唱して始まった
「ふるさと納税」には
最初からなんか違和感を覚え
ちゃんと調べなきゃ・・・と思いつつも
なかなか手がつかなかったのである。

敦賀市はこのふるさと納税で
ウハウハ状態だけれど
返礼品は魚介類(特にエビ・カニ)がダントツで
魚介類を扱っている事業者さんもウハウハ。

で、わたしは敦賀の海で水揚げされる
エビやカニの漁獲高もしれてるのに
なんで返礼できるのかが疑問だった。

担当課は産地を明記してあれば
どこの産地でもOKで
総務省が認めているのだと教えてくれた。
つまり国のお墨付きだから
産地さえ明記してあれば
太鼓判! ってことらしい。

総務省や楽天などのふるさと納税ナビ(?)を
見てみたら、
あなたの年収を入力! で
いくら納税できるのか・・・
どんな返礼品があるのか・・・
を調べられるようになっていた。

その記入欄には「年収300万円」からに
設定されていたのである。

つまりふるさと納税には
「300万円の壁」があるのだ。

ふるさと納税は、
年収300万円以上の住人じゃないと
できないってことを初めて知った・・・
おバカなわたしは壁にぶつかった。

で、じっさい敦賀市民でほかの自治体に
寄付できる
年収300万円以上の住民はいったい
どれくらいいるのかしら?

敦賀市民のうち年収300万円以上の方は
12,922人で
300万円以下の方は27,902人だと
忙しい中、職員さんが調べてくれた。
ありがとう!

ほかの市町にふるさと納税することで
なにがしかの返礼品がもらえ
なおかつ次の年には
わずかではあるが、税金が軽減される・・・

ふるさと納税が
施設整備や福祉などに使われることで
すべての市民に恩恵があるのも
事実だ。

わたしのなかの違和感は
解消されずいまなお
壁にぶつかったまま・・・なのである。 






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