アクアトムの1階部分「こども広場」を所有する敦賀市は、
その管理運営を敦賀観光協会に委託するつもりだったようだ。
アクアトムに入居する観光協会が管理業務を受託することが
もっとも合理的・・・というのがその理由だ。
その委託料は、最大でおよそ1300万円。
ところが、当の敦賀観光協会は、断ったのである。
当たり前の話だ。
*小さなこどもが遊ぶ広場を5人体制で見守るのは無理がある。
*ましてや、観光協会の職員に
保育の経験者や児童厚生員、子ども安全管理士などの
資格を持った人はいないのだから・・・
*そもそも観光協会は「観光」のための法人なのだ。
乳幼児や小学校低学年のこどもを対象とした施設を
管理運営することが妥当なのか・・・
*想定外の行動をする子どもたちが利用する施設をまったくの
素人が運営することは安全管理上不適切。
などなどが断ってきた理由である。
敦賀市は、必ずしも観光協会に管理を委託する必要がないから、
ほかの業者との協議を並行して進めているんだそうな・・・
観光協会が断ってくる前の段階からの話だ。
ほかの業者だって、同じだと思うけどね・・・
そもそもの話、アクアトムの「子ども広場」は
無理がありすぎる施設だということだ。
敦賀市は、遊びに来ている子どもたちに事故があったときは、
どう責任を取るのかな?
責任は管理運営の業者?
「子ども広場」を設計した業者?
それとも遊びに来させた保護者?
事業仕分けに意欲を燃やす渕上市長なんだから
これこそ、イの一番になくしましょうよ。